「あ、「あ、「あまちゃん」が、終わってしもうた。
みたいな話題はまあいいとして、来年10月発行予定の「伊賀百筆」第二十四号に寄稿する漫才の件、もちろんメインテーマは「続・僕の図書館戦争」というタイトルに示されているわけですけど、本題に入る前に枕というやつが必要です。
枕にはできるだけ新しい話題が望まれますから、来年になってからネタを吟味することになるのですが、どうやらネタになってくれそうな話題がひとつ。
伊賀市で、なんだか、こじれてます。
きのうのニュースですけど。
▼伊賀タウン情報:伊賀市のさっぽろ雪まつり参加 議会が「待った」 予算凍結の付帯決議案を可決(2013年9月27日)
芭蕉生誕三百七十年にあたる来年、伊賀市ではなんだかんだ記念事業が催されるらしいんですけど、早くも波乱含みの展開です。
ということは、官民双方ののーたりんが大騒ぎしてみごとなまでの大失敗に終わった三重県の黒歴史、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」から、早いものでもう十年か。
伊賀市では芭蕉翁生誕三百七十年記念事業実行委員会たらいうのが組織されて、またなんやかんやごたごたしまくることになりそうなんですけど、なんですか、漫才のネタにしてくれといわんばかりの流れではないか。
「伊賀百筆」第二十三号の漫才では、「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」の関係者全員をあらためておちょくり倒してやったものじゃが、来年の芭蕉生誕三百七十年でもまたおんなじような顔ぶれがしゃしゃり出てきて、こちらが恥ずかしくなるほどに愚劣のかぎりを尽くしてくれるのじゃろうな。
けけけ。
相手にとっておおいに不足やけど、いいだけ枕につかってやろっと。
しかし、芭蕉生誕三百七十年というのは、同時に、乱歩生誕百二十年でもあるわけですけど、名張市はなんかやるのかしら。
やってくれたら、「伊賀百筆」第二十四号の漫才にはうってつけの枕になってくれるんですけど、どうなんやろなあ。
ちなみに、横溝正史ゆかりの倉敷市では、こんなことやってます、というウェブニュースが、たぶんきのうのことだと思いますけど、ぱーっと報じられました。
▼47NEWS:これがイチオシ!地域再生 > 第15部 「アイデアは無限」 工夫でアピール > 【03】名探偵気分で散策を 横溝正史ゆかりの倉敷市
倉敷市では、「行政と住民が連携し、金田一にちなんだ地域の魅力を発信している」そうです。
でもって、「今年は金田一生誕100年。さらにイベントを充実させる計画だ」とのことです。
乱歩ゆかりの名張市も、乱歩の生誕百二十年の年くらい、お得意の官民協働とやらで、なんかやってくれてもいいと思うんですけど、どうせ市民からさえ見向きもされないご町内イベントを思いつくのがせいいっぱいなんだろうなあ。
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