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Posted by 中 相作 - 2013.08.15,Thu
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平成25・2013年8月12日 CINRA
なぜ歌い、戦い続けるのか 美輪明宏インタビュー
金子厚武、御堂義乘(撮影)
Home > インタビュー > MUSIC > 記事
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平成25・2013年8月12日 CINRA
なぜ歌い、戦い続けるのか 美輪明宏インタビュー
金子厚武、御堂義乘(撮影)
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なぜ歌い、戦い続けるのか 美輪明宏インタビュー
インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:御堂義乘(2013/08/12)
「CINRA.NET」というサイトが「森羅万象」をその名前の由来とし、あらゆる文化や芸術を取り上げ、そのすべてがつながっていると示すことをひとつの目的とするならば、美輪明宏という存在を取り上げないわけにはいかない。昨年の紅白歌合戦で歌われた“ヨイトマケの唄”が日本中に衝撃を与えた稀代の表現者は、その63年間に及ぶ芸能生活の中で、常に愛を心の中に抱きながら、ときに激しい摩擦を起こすこともいとわず、時代と対峙し続けてきた。中でも特筆すべきは、彼の表現領域が本当に多岐にわたっているということである。
現在の美輪の活動は、春の芝居、秋の音楽会を中心に行われている。今年の春に5年ぶりの再演が行われ、すでに来年の再上演も決定している原作・江戸川乱歩、脚本・三島由紀夫の代表作『黒蜥蜴』。そして、シャンソンをはじめ、「魂の歌」と言われる美輪の歌唱を堪能することができる『ロマンティック音楽会』。役者としても歌手としても超一流であることは言うまでもないが、なんと彼は両公演で選曲から演出、衣装や美術装置のデザイン、照明までも担当し、作品によっては自ら原作・脚本、振り付けをも手がけているのだ。その幅の広さは実に驚くべきものがある(もちろん、執筆やタレント活動など、その活動範囲は舞台上にとどまらない)。
繰り返しになるが、文化や芸術というのはその根底ではすべてがつながっているものであり、それを体現することは、彼にとって自然なことなのかもしれない。ただ、それがときにどれほど困難なことで、苦しく、孤独であるかは想像を絶するものがある。それでも、「日本の文化を取り戻すため」と躊躇なく語る、その生き様からは、学ぶべきものが数限りなくあると言っていいだろう。
美輪明宏(みわ あきひろ)
小学校の頃から声楽を習い、国立音大付属高校を中退し16歳にしてプロの歌手として活動を始める。クラシック・シャンソン・タンゴ・ラテン・ジャズを歌い、銀巴里やテレビに出演するようになり、1957年、「メケメケ」が大ヒット。ファッション革命と美貌で衝撃を与える。日本におけるシンガーソングライターの元祖として「ヨイトマケの唄」ほか多数の唄を作ってきた。俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井桟敷」の旗揚公演「青森県のせむし男」、「毛皮のマリー」への参加・主演を機に、三島由紀夫に熱望され「黒蜥蜴」(江戸川乱歩原作)を上演、空前の大絶賛を受けた。いまやその演技のみならず、演出・美術・照明・衣装・音楽など総合舞台人として、また現代日本のオピニオンリーダーとして、その活躍は常に耳目を集め、さらなる伝説の炎が噴出し始めている。
美輪明宏
世間は「女装マニアが、女の格好をしたくてやった」と思ったわけですよ。でも、当時から私は「これは戦闘服です」って言ってたんです。「日本の文化を取り戻すためです」って。
―まずは、“ヨイトマケの唄”で美輪さんのことを知ったような若い読者のためにも、ごく一部ではありますが、これまでの活動を振り返っていただきたいと思います。美輪さんはよく「ビジュアル系の元祖」という言い方をされていますが、当時がどんな社会状況で、なぜそういったことをしようと思ったのかを話していただけますか?
美輪:当時は終戦後だからまだ封建主義でね、男は丸坊主で国民服、女はもんぺ以外着てはいけない、そういう風潮が戦時中に作られていたんです。舞歌は軟弱で国策に反する、物書きは全部検閲されて、小説家は国威発揚以外書いちゃダメ、三味線も弾いちゃいけないし、「ピアノを弾くだと? 男のくせに」って、そういう時代。想像もお出来にならないでしょうけど。
―そうですね。今からはとても想像がつきません。
美輪:だから、私がやったことに対しても、世間は「女装マニアが、女の格好をしたくてやった」と思ったわけですよ。でも、当時から私は「これは戦闘服です」って言ってたんです。「日本の文化を取り戻すためです」って。元禄時代を見て御覧なさい。どっちが男でどっちが女かわからない、そういう服飾やヘアスタイルをしているわけですよ。日本の伝統として、ホモセクシャルもレズビアンもヘテロセクシャルも全部共存共栄して、市民権を得てた。男女同権だったんですよ、昔の日本は。
―それが、戦争を機に変わってしまったと。
美輪:エジソンも、アインシュタインも、ジャン・コクトーも、チャールズ・チャップリンも、天才たちがみんな日本に憧れたのは、日本の美術や文学、音楽、文化に憧れてた。世界一だったわけですよ。それを軍国主義が「軟弱である」って、押さえつけてしまった。今の日本を見て御覧なさい。外国から「金だけ持った馬鹿ばかり」って言われてるわけでしょ? 私はそれを打破するために、この63年間の芸能生活を続けてきたの。
美輪明宏
―昨年の紅白歌合戦では、黒髪のシンプルな衣装で歌われた“ヨイトマケの唄”が大きな話題となりました。あの曲が生まれた時代背景についても教えてください。
美輪:炭鉱の地に歌いに行ったときに、貧しい人たちがわざわざ聴きに来てくれているのに、私は贅沢な格好でギラギラしていて申し訳ないと思ったんです。それで、なんとかこの人たちを励まし、慰める歌をと思ったんです。その頃は流行歌とか童謡とかね、そういう叙情的な歌しか日本にはなかったんですよ。フランス革命以降、パリには反戦歌があるし、戦争を風刺する歌もあった。アメリカにもワークソングがあるし、スピリチュアルな抵抗運動の歌もあった。「なぜ日本にはひとつもないの?」って思って。
―それで社会問題を歌にするようになったわけですね。
美輪:そう、“悪魔”っていう反戦歌とか、“祖国と女達”っていう従軍慰安婦の歌であるとか、“亡霊達の行進”っていう、戦争で死んだあらゆる階級の人間が、反戦を唱えながら夜空を毎晩行進してるっていう曲とか、そういうものばかり作り出したわけ。今度のコンサート(9月に行われる『ロマンティック音楽会2013』)の一部には、全部そういう歌を持ってきてるんです。そして、二部の方ではお口直しで、愛情だったり、人間味たっぷりな、潤い、癒し、そういうものを持ってきてるんです。
―「ロマンティックとは、今こそ私たちが最も必要としている心のビタミンともいうべきもの」ともおっしゃられてますよね。
美輪:でもね、社会について歌うのも、愛について歌うのも、結局は同じことなんですよ。社会に対する愛、国に対する愛、人に対する愛、愛から全部派生していくわけだから。私の根底にあるもの、放射状に広がっていく、その真ん中にあるものは愛ですからね。
なぜ歌い、戦い続けるのか 美輪明宏インタビュー
思いやりを育てるためには、想像力が必要ですよ。そして文化は、想像力を養う手段なんです。
―紅白の“ヨイトマケの唄”はネット上でも大きな話題となりましたよね。
美輪:私の歌が終わった途端ですね。まだ他の方の出番が続いてるのに、もうすでにインターネットが大騒ぎになり始めて。その反応を、つぶやきから何からまとめてもらってあとで全部読んだんですけど、若い方の反応が圧倒的に多いんです。それで私がコンサートで「2ちゃんねるの人たちまでほめてくれた」って言ったら、Twitterで「美輪さんは誤解してる。2ちゃんねるでもいいものはいいって認める」って書かれてたんだけど、決してそればかりではなくて。「ただの金髪の気持ち悪いおっちゃんだと思ってたけど、すご過ぎる。ごめんなさい」とかね(笑)。
―(笑)。
美輪:中には「キモい」とか「オカマ」とか書いてる人もいて、それに反論して「世の中を斜めに見てる拗ね者には、この歌のよさはわからんだろう」って私をかばってチャンバラになってたり、面白いですね、ネット社会って。
―さきほど「紅白がまだ続いてる最中に」という話がありましたが、やはりネット社会になってスピード感がまったく変わりましたよね。
美輪:すごい時代ですよね。エジプトみたいに大統領を放逐するんですものね。でも、今って私が『明るい明日を』(2008年から2011年まで4年にわたり美輪が書いた連載コラムをまとめた1冊)で6、7年前に書いたことが、全部当たってるんですよ。「これからは力の戦いではなく、経済戦争と情報戦争になるだろう」って書いてたんです。そうしたら、ウィキリークスの彼(ジュリアン・アサンジ)みたいに、世界中に情報を漏らしたりするわけでしょ? そういう時代ですもの、もう秘密だとかね、暗号だとか、ちゃんちゃらおかしくてね。
―何でも明るみに出てしまう時代ですもんね。
美輪:それが怖さでもあるし、救いでもある。
―世界的にインターネットの浸透があり、日本では震災と原発事故という象徴的な出来事があり、やはり今っていうのは変化の時期で、新しいものを作り上げていくべき時期なんだと感じます。そこで重要になってくるのが、美輪さんもよくおっしゃっている「想像力」なんだと思うんですね。音楽をはじめとした文化や芸術は、その手助けになるっていう。
美輪:ずっと言ってるのは、「子供たちのいじめをなくすにはどうしたらいいか」っていう話で、それはね、思いやりでしょ? そして思いやりを育てるためには、想像力が必要ですよ。でも、想像力を養う教育がなされてないんです。じゃあ、想像力を養うのにどういった方法があるかと言ったら、それこそ文化、詩や俳句や絵や、そういうものなんですよ。例えば、宮沢賢治の『風の又三郎』を読んで風の音や匂いを想像して、頭の中に映像を浮かべてみる。シンデレラは毎日お姉さんたちにこき使われて、どんな思いでどんな格好をしてたのか? 俳句だったら「秋深き 隣は何を する人ぞ」ってね、そういうのが想像力を養う手段なんですよ。
―まさにそうですね。
美輪:そのために文化があるのに、終戦後からそれを全部置いてきちゃったわけ。想像力がないから、相手の生い立ちとか、コンプレックスとか、傲慢さとかを推し量って、相手の身になってみたり、多角的にものを見ることができない。それは一面的なものの見方しか教えてこなかったからなんですよ。
私は世の中にうらやましい人なんて一人もいない。悩みや苦しみ、痛みを何ひとつ持ってない人なんて、この世に一人も存在しないんです。
―最近よく「勝ち組・負け組」っていう言葉を目にするじゃないですか? あれがまさに「一面的にしか物事を捉えられない」ことの象徴のように思うんですよね。
美輪:滑稽ですよね。「勝ち組・負け組」って言う人は、大体愚かで、思考力がない人。ただ表面的な欲だけしか見てない。彼らの価値観では、結婚したら勝ち組で、独身は負け組になってる。でも、結婚して幸せになった人が何人いますか? 離婚する人の確率は減ってる?
―明らかに増えてますよね。
美輪:もう3組に1組ですよ。1人で十分幸せだったのに、結婚したために不幸になった人がいっぱいいる。「失敗しました」って前科までついちゃうんだから、これはダブル負け組(笑)。それを勝ち組と言えますか?
―とても言えませんね。
美輪:簡単に「勝ち組・負け組」って価値付ける人はね、浅はかだと思うし、だから私は本をたくさん出して、いろんなものの見方ができるようにしたいんです。その結果として、私のファンはずっと平均年齢が28歳なんですよ。63年間の芸能生活で、バトンタッチみたいにそれがずっと続いてる。私は今78歳だから、普通だったら会場全体が養老院みたいになるはずなんですけどね。
―ファンも一緒に年齢を重ねて行きますもんね(笑)。つまりは、多角的なものの見方の重要性というのが、いかに普遍的なものであるかという表れでもありますよね。
美輪:『ああ正負の法則』っていう本でも書いてるけど、恐ろしいことに、世の中っていうのは正が来れば必ず負も来る。目に見えるか見えないかなのです。だから、私は世の中にうらやましい人なんて一人もいない。悩みや苦しみ、痛みを何ひとつ持ってない人なんて、この世に一人も存在しないんですから。
―正の部分ばかりが見えているような人でも、必ずその背後には負が存在すると。
美輪:だから、劣等感を持つ必要なんてないわけ。ところが、すぐにみんなコンプレックスを持つでしょ? 「勝ち組・負け組」もそうだし、「私はダメだわ」って思っちゃう。きれいなモデルさんを見て、「私は不細工で、取り柄も何もない」とかね。でも、そのモデルさんイボ痔かもしれないでしょ? きれいな子でも、振られてる人はいくらでもいるじゃない。そうやって見れば、劣等感なんてなくなりますよ。
なぜ歌い、戦い続けるのか 美輪明宏インタビュー
小学生の頃から古今東西の文学書を読んできました。戦時中だったから、隠れて読んでたんですよ。
―ここまで話していただいたような美輪さんの生き方や考え方というのは、途中の「想像力」の話にもあったように、美輪さんご自身が文化や芸術から学び、受け取ってきたものなのでしょうか?
美輪:そうですね。小学生の頃から古今東西の文学書を読んできました。戦時中だったから、隠れて読んでたんですよ。それから東京に出てきて、16歳で初めて江戸川乱歩さんに会ったときも、江戸川さんの小説を全部読んでいたから、会った途端に意気投合しちゃったわけです。三島由紀夫さんも当時は新人で売り出し中だったけど、私をすぐに認めてくれたのは、そういう文化的な背景があったからだと思います。だから、イギリスのブレア首相(当時)がね、人間のさまざまな問題を解決するには「エデュケーション、エデュケーション、エデュケーション」って言ったわけでしょ? ホントにその通り、ゆとり教育なんてとんでもありません。
―教育がいかに重要か、美輪さんご自身の経験で痛感されてきたわけですね。
美輪:私は音楽でも、クラシック、ジャズ、シャンソン、タンゴ、日本歌曲、流行歌、とにかく幅広く聴くし、スポーツだってあらゆるものを見るし、政治経済もそうで、世界各国のニュースを必ず見るようにしてる。グローバルに世界全体を見て、細かいことと全部比較しながら、世の中がどう進化していったのかを、あらゆるジャンルで見ていくと、そこからさらにいろんなものが見えてくるわけ。
―音楽が音楽だけで成立しているわけではない、芝居が芝居だけで成立しているわけではい、すべてはつながっていて、それを解きほぐしていくことで、初めて全体像が見えてくるんでしょうね。
美輪:だから、パスカル(=アレックス・ヴァンサン)っていうフランスの映画監督が、私のドキュメンタリーを作りに来たんです。『黒蜥蜴』の映画(1968年に公開された深作欣二監督作品。美輪は主演を務めた)は昔ヨーロッパやアメリカでもヒットして、いまだに小さいところで上映されてるみたいで、それを見たパスカルが、私の孫ぐらいの年齢の監督なんだけど、感動して、どうしても私のドキュメンタリーを作りたいと。演出家なら演出、小説家なら小説、脚本家なら脚本、どれかひとつだけの商売でも大変なのに、それを全部一人でやってる、そんな人間は世界中で他にいないって。
―確かに、美輪さんの幅広さは本当に特筆すべきものがあると思います。
美輪:今も現役で、女形もやってて、三味線を弾いて、ピアノも弾いて、作詞作曲をして、身の上相談もやってる(笑)。パスカルはそれにびっくりして、『黒蜥蜴を探して』っていう映画を撮ったわけです。とにかく「正体をつかみたい」と思ってたらしいから、「つかめた?」って聞いたら、「ますますわからなくなった」って(笑)。
―(笑)。でも、美輪さんの中では全部がつながってるわけですよね。
美輪:ええ、全部つながってる。表現方法が違うだけの話でね。例えば、シャンソンのファンタジストっていうジャンルは、歌を演じるっていうジャンルなんですね。“ヨイトマケの唄”もそのジャンルに入るわけ。ただ歌うんじゃなくて、歌を演じるわけだから、目線ひとつとっても、上を見るか下を見るか横を見るかで、意味が違ってくる。草刈民代さんが私の芝居を見に来たときには、「バレリーナが芝居をしてる感じがする」って言ってて、「何故?」って聞いたら、「一挙手一投足が全部踊りになってる」って。つまり、今まで経験してきた全部がつながっていて、役に立ってるんですね。
いい作品であるか、悪い作品であるか、それが問題で、新しいか古いかが価値観の基準になっちゃいけない。新しいと思っても、実はとっくの昔に誰かがやってるんです。
―今の美輪さんにとって、同志と言える表現者の方はいらっしゃいますか?
美輪:いない、みんな亡くなった。寺山修司も、岡本太郎さんも亡くなってしまったし。ただ、横尾忠則さんは生きてるし、あと(瀬戸内)寂聴さんは、頑張っていろいろやってらっしゃいますよね。
―そうやって同時代を生きてきた方がお亡くなりになっていく中、今も美輪さんを突き動かしているものは一体何なのでしょうか?
美輪:使命感ですね。1935年に生まれて、それより早過ぎても遅過ぎても、多くの天才たちには会えなかったわけ。戦争前の古きよき時代も知ってるし、生まれる十年前はまだ大正時代ですから、大正デモクラシーの名残でエログロナンセンスもあって、戦争中は惨めな体験もしたし、原爆にまであって(美輪は出身の長崎で被爆している)、そこから立ち上がる様子もずっと見てきた。何百年も続いた封建社会から、初めて民主主義という衣に変わる、その瞬間を昭和20年に目撃して、その着慣れない衣を着こなすまでを見てきましたから。
―変動の時代を生きてきたからこその使命感があると。
美輪:そうです。歌って、踊って、芝居をして、評論を書いて、いろんなことを全部自分でやってきたのは、そういう使命があったから、授かったんだと思います。
―では、そうやってさまざまな年代を体験された美輪さんから見て、現代の表現において重要なのは、どんな部分だとお考えですか?
美輪:温故知新は大事だと思います。自分では新しい表現方法だと思ってても、ちょっと調べたらもうとっくにやられてて、自分が無知だっただけっていうこともよくありますから。例えば、マイケル・ジャクソンの“スリラー”をみんな新しいと思ったけど、あれはロシアンバレエが昔やったことの蒸し返しだったわけ。ゾンビがずらっと並んでカメラに向かってくるっていうフィルムが、1920年代に作られてる。レディー・ガガのファッションも、1920年代にニューヨークで活躍したエルテのパクりなわけ。それを知ってると、驚きも慌てもしない。だから、新しい古いじゃなくて、いいか悪いかです。いい作品であるか、悪い作品であるか、それが問題で、新しいか古いかが価値観の基準になっちゃいけない。新しいと思っても、実はとっくの昔に誰かがやってるんですからねえ。
―新しいものは作れなくても、いい作品を作ることは、いつの時代でもできると。
美輪:そうです、いいか悪いかを基準にして、とにかくそれに近づくようにエネルギーを燃やせば、それだけでいい話なんです。
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