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Posted by 中 相作 - 2013.07.22,Mon
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平成25・2013年7月19日 産経新聞社、産経デジタル
藤野可織さん(33)第149回芥川賞受賞 少女の夢だった「おはなしを書く」
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藤野可織さん(33)第149回芥川賞受賞 少女の夢だった「おはなしを書く」
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【きょうの人】
藤野可織さん(33)第149回芥川賞受賞 少女の夢だった「おはなしを書く」
2013.7.19 08:45
藤野可織さん
「すごく幸せ。(受賞で)おはなしなんか書いてたらあかんで、と言われなくなってよかったです」。17日夜の受賞会見でほっとしたようにほほ笑んだ。「おはなしを書く人になる」。幼稚園児の頃にそう思い始めたという少女が、デビューから8年目、2度目の挑戦で芥川賞の栄冠を射止めた。
受賞作「爪と目」は、母親を亡くした3歳の女の子の「わたし」が、同居することになった父親の恋人である「あなた」について語る二人称小説。主人公の20代の女は「鈍感さで周りの人を傷つけても平気でいる人」で、そのしたたかさ、傷つかなさを書きたかったという。「いい悪いと人を評価せず、客観的に観察するように書く」のがモットーだ。
昭和55年、京都市生まれ。「小説ともいえないもの」を書き始めたのは中学生時代。母の影響で美術好きになり、学芸員にもあこがれた。同志社大学大学院に進学したものの「私には無理」と断念。もう一つのやりたかったこと、「おはなしをつくること」を目指す。いい小説にしたいと思うあまり、なかなか先に進めなかった時期もあったが、「最近は開き直って、どんどん書くしか上達の道はないと思っています」。
時代劇とホラー映画、作家は江戸川乱歩やガルシア・マルケスが好き。「怖いものは美しいと思う。怖さは美しさの一つだと思えます」。やわらかな京都弁の一方で、作品には生まれ育った京都の色を出さないのも藤野流だ。
「いま、大好きな美術ものを書いています」と目を輝かせた。(山上直子)
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