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Posted by 中 相作 - 2013.06.18,Tue
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平成25・2013年6月15日 毎日新聞社
北の書棚:押野武志・諸岡卓真編著「日本探偵小説を読む 偏光と挑発のミステリ史」 /北海道
尚
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北の書棚:押野武志・諸岡卓真編著「日本探偵小説を読む 偏光と挑発のミステリ史」 /北海道
毎日新聞 2013年06月15日 地方版
(北海道大学出版会)
ミステリー小説は、戦前から現在まで多くの読者に支持されている人気ジャンルだ。ところが、日本文学では「サブカルチャー的領域」に位置付けられ、あまり研究対象として扱われてこなかった。北海道大は近年、大学院文学研究科映像・表現文化論講座で、そのミステリーについて活発な研究を行っている。
本書は、同講座で活動した気鋭の研究者9人が執筆した10論文を収録する。日本のミステリーを戦前、戦後1、戦後2、現代と4区分し、江戸川乱歩、坂口安吾、松本清張、横溝正史、赤川次郎、京極夏彦など、各時代を代表する12人の作家と作品について独自の視点で、その特質を読み解いている。
編著者の押野武志教授は「ミステリーはそれぞれの時代を何らかの形で映し出す(反面教師的)鏡である」と解説。各論文を通読することで、作品が書かれた当時の社会背景や日本におけるミステリー小説の変遷が分かる。(尚)(320ページ、2520円)
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