Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2013.04.28,Sun
早いもので、近鉄大阪線名張駅東口前に登場した乱歩像、除幕から三週間が経過いたしました。
これといって話題になってるわけでもありませんが、先日、25日木曜日のこと、名張駅の前を通過する機会がありましたので、朝の光のなかで乱歩像の後ろ姿を撮影してまいりました。
まず遠目。
ちょっと寄ってみた。
背後から盗撮。
先日、有栖川有栖さんの講演会があった日に催された大宴会では、この銅像のことがちょっとだけ話題になったんですけど、場所がまずくね? との声がありました。
なぜまずいのか、というと、あの乱歩像、名張駅から外に出なくても、改札の手前まで行けばよくみえるわけです。
ですから、たとえば、改札からは後ろ姿しかみえず、正面からみたいと思ったらどうしても駅の外に出なければならないような場所に銅像を設置して、外へ出たついでに名張のまちを散策してもらうようなことを考えたほうがよかったのではないか、といったようなことだったんですけど、いつもいつも申しておりますとおり、このあたりには考えるという習慣がありません。
したがいまして、考えたほうがよかった、というアドバイスを頂戴いたしましても、考えるというのがどんなことだか皆目わかんないひとたちばっかなんですから、ほんとに申しわけないことでございます。
では、ここで一首。
──考えることを知らぬ市民の前にベレー帽の乱歩は本をかかえていたり
なんか語呂わりーなあおい。
寺山修司があの世で泣いとるぞ。
それはそれとして、さはさりながら、名張のまちを散策していただくといったって、とくにこれといったものもなく、ただ死んだような空気が重く重くわだかまっているばかりですし、そういえば先日、有栖川さんの講演会の日、乱歩生誕地碑広場にはじめて足を運んでくださった乱歩ファンのかたが、「中さんのいってたとおり、みる価値なしでした」との印象を語っていらっしゃったほどで、乱歩にちなんでみるべきものなど名張のまちにはなにもありませんから、乱歩像の場所なんて、もうどこだって関係なくね? とも思われます。
つか、名張市と名張市立図書館の評判、いよいよわるくなってるみたいでしたけど、それを覆して名張市ならびに名張市立図書館の好感度アップを図るべく執筆中の「伊賀百筆」の漫才の話題、ちょっとだけ行きます。
こんにちはッ。
県民に腐れきんたまを押しつける男ッ。
三重県知事の鈴木えーけーでございますッ。
とかいつまでもしつこくほざいてんじゃねーよたーこ。
えーけーえーけーくっそえーけー。
手柄を立てずにぽこちん立てた~。
わはわはわは~。
わはわはわは~。
とか近所のお子供衆からおちょくられないように気をつけようね。
みたいなことはどうだっていいんですけど、伊賀南部環境衛生組合の運命やいかに、というあたりまでは、すでにごらんいただいております。
自分のおつむで考える、ということは、まったくしない。
ひとの意見に耳を貸す、ということも、いっさいしない。
判断や結論を、いついつまでも先送りする。
そんなことでいいのか伊賀南部環境衛生組合。
それじゃまるで名張市立図書館じゃねーか。
しかし、ま、土地柄だからしゃーないです。
とはいえ、三重県を笑いの渦にまきこんだ震災がれき騒動を語ったあとにまだ、三重県と旧伊賀地域七市町村が血税三億円をどぶに捨てた「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」を語り、さらにみごとなまでの大失敗に終わった名張市のまちなか再生事業を語り、そのあとにいよいよ本命である名張市における乱歩騒動が控えているわけですから、そろそろ次の話題に移らなければなりません。
以下、先日ごらんいただいたあとに三ページ、ちゃっちゃと書き継いでおりますが、いかんせん紙幅の関係から、いろいろと集めていたネタはほとんどすべてぱーにして、震災がれき騒動をめぐる話題はこれにてひとまずおしまいということにいたしました。
いやいや、どうぞご心配なく。
「伊賀百筆」の編集部から掲載を拒否される可能性が少なからずありますから、関係各位はどうぞご心配なく、とかばかなこといってるあいだにもう連休かよ。
いやー、まいった。
あらためてまいりまくった。
ここでお知らせですが、豪華本『赤き死の假面』をほぼ瞬売した藍峯舎の第二弾──
▼株式会社藍峯舎:Home
第二弾の『屋根裏の散歩者』は「2013年春刊」と告知されておりますが、たぶんちょっと無理だと思います。
いやどうも、どうもほんとにすいません。
ひとえに私の原稿が遅れに遅れたせいでございまして、いやっどーも、どーもほんとにすいませんっす。
藍峯舎のサイトでは、「真珠社と平井蒼太(仮題)」と予告されております私の原稿ですが、これがまあ大変なことになっておりまして、たったかたったか書き飛ばしてみたところ、なんと四百字詰め原稿用紙で百二十三枚にもなってしめーやした。
えーっとね、乱歩の「屋根裏の散歩者」は七十七枚、池田満寿夫の「豆本因縁噺」はたぶん二十枚足らず、でもって私の原稿が百二十三枚、と来た日にはあなた、本としてのバランスが無茶苦茶じゃね?
ただまあ、書いてしまったものはしゃーないからと、有栖川有栖さんの講演会の前日あたり、原稿のPDFファイルを版元に送信し、さらに最終的に見直したものに引用文献なんかの一覧を添えたPDFファイルをきょう、神さまにお祈りしながら版元にお送りしたわけなんですけど、いったいどうなるのかな。
藍峯舎からは、なんとかノーカットで、とありがたいおことばも頂戴してるわけなんですけど、ほんとにいったいどうなるのかな。
それはそれとして、さはさりながら、前宣伝の意味もこめまして、なんと百二十三枚にもなってしまった渾身の実話読みもの、出だしのとこだけ内緒でお読みいただくことにいたします。
それでまあとにかく、藍峯舎の『屋根裏の散歩者』、刊行が予定よりやや遅れますので、どうぞあしからずご了承ください、と私が申しあげるのも変な話ですが、とにかくどうぞご了承ください。
いやっどーも、どーもほんとにすいませんっす。
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