死んどるなあ。
死んどる死んどる。
ほんとに死んどる。
エイプリルフールじゃなくてほんとに死んどる。
名張のまちがほんとに死んどるぞ。
このブログでご紹介いただきました。
▼ウォーキングカメラマン:江戸川乱歩の街を歩く(2013年3月29日)
いっそすがすがしいくらい、名張のまちが死にまくってます。
「かつて賑わったと思われるアーケード街は、シャッター通りとなっていた」とお書きいただいてあるのは上本町という町で、名張市内でただひとつのアーケード商店街として隆盛を誇ったのも遠い昔。
いまや、薄暗くて陰気だからこんなアーケード撤去してしまおう、という声が出てきても、なさけないことに撤去の費用がありませんから放置されっぱなしでこのありさまです。
とはいえ、廃墟マニアのみなさんにはそこそこお楽しみいただけるかもしれませんから、いっそのこと、名張まちなか廃墟めぐり、みたいなイベントをプランニングしてみてはいかがでしょうか。
えーっと、結構本気で提案してるわけですけど、理解していただける向きはもとより皆無か。
まあいいけど。
それでまあ、当ブログ的に、こりゃまいったなあ、と思わざるをえなかったのは、上にリンクした「江戸川乱歩の街を歩く」というエントリで、乱歩がらみのアイテムが街灯だけ、ってことでした。
乱歩が生まれた名張のまちにお運びをいただき、カメラを片手に散策していただいたというのに、乱歩関連アイテムとしては街灯だけしかごらんいただけなかった、というのはなんとも申しわけなく、また残念なことだと思います。
しかし、それもしかたのないことか。
乱歩の遺品や著書を展示している名張市立図書館は名張のまちを散策する動線から大きくはずれていますし、乱歩生誕地碑広場は散策の動線からやや奥まった地点に存在していますから、ただ散策しただけでは怪人二十面相をフィーチャーした街灯しか眼につかないのも無理からぬところでしょう。
だからほんと、いくたびもいくたびも、くどくどくどくどぼやきますけど、みごとなまでの大失敗に終わったまちなか再生事業こそがチャンスであったのに、みたいな話は「伊賀百筆」の漫才であらためてぼやきますからまあいいか。
いやいや、心配はご無用じゃ。
「伊賀百筆」の漫才は、先日来お知らせしておるとおり、伏せ字を多用して展開することにしておりますから、たとえば、
「手前ども名張市役所の○○一同は癒着結託相手さまだけに顔を向けやさしていただかさしてもらわさしておりますッ。よろしくどぞおッ」
みたいなことにするつもりだから、ゆめゆめご案じめさるな。
それに、4月7日の日曜日には、いよいよこれじゃ。
▼2013年3月16日:銅像:江戸川乱歩、初の全身像 来月、近鉄名張駅東口に 創立50周年で名張RC制作、市に寄贈へ /三重
▼2013年3月17日:リアル乱歩 名張駅現る
名張ロータリークラブのご尽力によって、全国初の江戸川乱歩像がいよいよ除幕式を迎えるのじゃ。
完全に死にまくってしまった名張のまちが、この乱歩像でいきいきとよみがえる、ってなことになったらいいのにな、と思います。
そんなわけねーだろ、とも思いますけど。
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