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平成25・2013年2月23日 エイガ・ドット・コム
連続爆破犯を演じた二階堂ふみ、「ミザリー」に刺激受ける
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2013年2月23日 15:45
舞台挨拶に立った(左から)
瀧本智行監督、二階堂ふみ、権野元助監督
[映画.com ニュース] 女優の二階堂ふみが2月22日、東京・新宿バルト9で行われた出演作「脳男」のヒット御礼舞台挨拶に、メガホンをとった瀧本智行監督、権野元助監督とともに出席した。江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於氏の同名ミステリーを、生田斗真主演で映画化。凶悪な連続爆破犯・緑川紀子を演じた二階堂は、「悪役を描いた映画をいくつか見たなかで、『ミザリー』はヤバイ女優がいるなと刺激になりました」と同作で第63回アカデミー主演女優賞を受賞したキャシー・ベイツの名を挙げ、役作りの一端を明かした。
また、緑川の相棒を演じる女優・太田莉菜との濃厚なキスシーンも話題を集めており「若い女性同士がリハーサルで早速ブチューと(笑)。その時、きれいな“糸”が引いて、監督も『これだ』と思ったようだ」(権野助監督)。しかし本番では思うようにいかず、10数テイクを重ねたといい「やればやるほど、サラサラになって全然糸を引かなくて……」(二階堂)、「何度もキスさせるのも心苦しかったが、リハで美しい糸を見てしまったので」(瀧本監督)と苦心の舞台裏を語った。
二階堂は役作りのために、5キロの減量にも挑み「炭水化物、豚肉、牛肉、糖分はぜんぶカット。それなのに衣装が厚着で、やせているのが見えない」と恨み節も。それでも「衣装のおかげで、キャラクターになれた」と衣装を手がけた宮本まさ江に感謝の意を表し、「減量中もギリギリ、おそばは食べられたので、撮影の合間に食べに行った。そのお店がおいしくて(笑)、だし巻き卵までサービスしてくれた」とロケ地となった富山県の温かさにも触れた。
(映画.com速報)
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