けさ、新聞に「週刊新潮」の広告が掲載されていました。
中吊りがこれ。
「黒蜥蜴」がどうのこうの、と書かれていましたので、犬の散歩のあと、近所のコンビニで一冊買ってきました。
で、美輪さんすげー、とびっくり。
4月から5月にかけての「黒蜥蜴」東京公演、つまりこれですけど。
▼2013年1月1日:黒蜥蜴
チケットはすでに完売だそうです。
1月20日に一般販売がはじまり、二週間後の2月4日には完売になった、と記事にはあります。
美輪さんすげー。
去年の紅白歌合戦以来、堂々の快進撃、みたいな感じです。
こうなると、『赤き死の假面』も完売、「黒蜥蜴」も完売。
完売また完売で、おめでたいかぎりです。
おめでたいといえば、乱歩像が完成したそうです。
いきなりなんのことか、とお思いでしょうけど、以前にもちょっとだけお知らせしたとおり、名張市内に乱歩の銅像を建てよう、という話が進んでいたわけです。
名張ロータリークラブが創立五十周年記念事業として乱歩の像を建てちゃったりなんかして、4月7日、近鉄名張駅東口前の現地で除幕式が営まれます、どうぞご来臨の栄をたまわりますよう、という案内がきょう郵送されてきたんですけど、なんかとっても恥ずかしくって、思わず、ぽっ、と頬を染めてしまいました。
ほんと、これもまた、まごうかたなき土地柄だよなあ。
田舎だというのに、あるいは、田舎だからこそ、スノビズムだけは半端ねーからなまったく。
ただまあ、おめでたいことはおめでたい。
もちろん、恥ずかしいことも恥ずかしいんですけど。
乱歩ファンの琴線にふれてくれることを天に祈るばかりなわけですが、さていったいどうだかなあ。
名張市内に乱歩の銅像があればいいのに、なんて思ってた乱歩ファンは、ただのひとりもいないと思いますけど、そんなことはまったくおかまいなく、うわっつらとりつくろってひとりよがりにかっこだけつけてりゃいいんだからなあ。
土地柄でんねん。
ま、お好きにどうぞ、と申しあげるしかありません。
しかしまあ、話の種くらいにはなるかもしれませんから、ご閲覧の諸兄姉もなにかの機会がございましたら、この乱歩像とやら、寄ってらっしゃいみてらっしゃい、お代は一円もいただきません、みたいな感じでご実見いただければと思います。
私もまだみたことないんですけど。
Powered by "Samurai Factory"