1月1日、火曜、来客。
1月2日、水曜、来客なし。
1月3日、木曜、外出。
1月4日、金曜、来客。
1月5日、土曜、来客。
お正月はこんな感じで、もうへろへろです。
ちなみにきょうも。
1月6日、日曜、来客。
ほんとは来客の予定はなかったんですけど、けさになって急遽、来客あり、と決まりました。
いやー、なんか疲れる。
とかいいながら、お客さんが来るまでに、早い目に犬の散歩を済ませてくるか。
済ませてきました。
さあ、年末にひきつづいてぼやき倒しましょう。
名張市立図書館の尻ぬぐいで、こんなメールをお出ししなければならなかった私って、いったいなに? という話ですが。
メールありがとうございました。どうも申しわけ
ありません。典型的な公務員です。初代館長はまだ、
乱歩関連資料の収集ということを主体的に考えてい
らっしゃったと思いますが、いまや名張市立図書館
においては主体性が完全に放棄され、乱歩関連資料
の収集なんてまったくのひとごと、自分たちの仕事
ではなく、だれかやりたいやつがいるのならやらせ
てやらんでもない、というスタンスです。さぞやお
腹立ちのことと思いますが、まあご勘弁ください。
お役所というのはほんとに腐ったところです。それ
では。
2012/12/06
よりにもよって、初代館長さんの時代からなにかとお世話になっていた筋金入りの乱歩ファンのかたを、めいっぱい激怒させてしまったのだものなあ。
長きにわたってご高誼をたまわっていた乱歩ファンのかたから、とうとう愛想をつかされてしまったのだものなあ。
ただまあ、おんなじことをくどくどくどくどくり返しますけど、このかたも私と同様、名張市立図書館にちゃんとしてもらいたい、乱歩のことをちゃんとしてもらいたい、とお思いのはずなのね。
そういうひとは、名張市内にはただのひとりも存在しない、と思われます。
名張市立図書館が乱歩関連資料を収集している、ということをご存じの市民も、ごく少数だと踏んでまちがいないはずです。
しかし、視野を全国にひろげれば、ちゃんとしてもらいたい、と思ってらっしゃるかたは確実に存在してます。
はっきりいって、そうしたみなさんのニーズにこたえることでしか、名張市立図書館は乱歩関連資料の収集を正当化できません。
しつこく申しておりますとおり、乱歩関連資料なんて、市民生活にはなんのかかわりもないものですし、乱歩関連資料に興味のある市民なんてのも、少なくとも私の知るかぎり、ただのひとりもいないはずです。
ですから、そのあたりを頭に入れたうえで、乱歩関連資料の収集が、はたしてほんとに必要なのかどうか、ここらでいっぺん見直して、じっくり考えてみてくんない? ということになるわけですけど、はっきりいってもう詰んでます。
チェックメイト、たらいうやつです。
たびたび記すのもあほらしいですから、年末に記したところを引いておきますと──
だから見直しが必要だ、と私はゆうておるわけです。
ここへ来て世間じゃ、見直しの嵐、とでもいうべきか、政権の座に返り咲いた自民党が民主党政権時代の政策をえらい勢いで見直しまくっているわけですから、名張市立図書館もちっとは見直したらどうよ、と思うわけ。
見直した結果、名張市民からはまったく必要とされてないけど、乱歩関連資料はやっぱり収集いたしまーす、という結論が出たのであれば、好きなように収集すればいいわけです。
ただし、その場合には、収集の根拠や目的を明確にして、市民にちゃんと説明できるようにしておかなければなりません。
むろん、収集の方針や基準、あるいは対象、さらには収集資料の活用についても、はっきりしたことを決めておく必要があります。
そんなこと、できるかな?
できない、と、ここに断言しておきましょう。
ほんと、できない。
それができないのなら、乱歩関連資料の収集なんて、これ以上つづけたってしかたないじゃん、ということは、これまでずーっと筋道を立てて論理的かつ合理的に述べてきたわけですから、乱歩や図書館にまったく興味のないみなさんにも、よくよくご理解いただけたところだと思います。
ただ、名張市立図書館には、じゃ、やめます、と決定することができない。
なんなんでしょうね。
これまでつづけていたことを、いまやめてしまう、となると、決定には当然、責任というものがともないますから、責任回避を第一義とするお役所では、そんなことはできない、ということか。
あくまでも前例を墨守して先送りする、みたいなことしかできない。
しかし、いまやもうぼろぼろで、どっち向いてんだかさえよくわかんなくなってる橋下徹さんだって、やっぱ腐っても鯛、大阪市役所の年頭挨拶で、「『前例がないからできない』は、口にしない」とか、「民間のサービス業を意識して、前例主義を改めることを徹底したい」とか、そんなことをおっしゃったそうじゃありませんか。
▼朝日新聞デジタル:橋下市長「前例主義改めよ」 職員に年頭のあいさつ(2013年1月4日)
いくらなんでも、もうそろそろ、お役所というところから頑迷固陋な前例主義が払拭されてもいいころじゃね? とは思うけど、まあ無理でしょう。
それはともかく、チェックメイトなのにチェックメイトであることを認めない、というのでは、もうどうしようもありません。
しかし、乱歩が好きだったり、乱歩にリスペクトを捧げていたり、乱歩のことを研究したり、全国のそういったひとたちから、世界でただひとつ乱歩関連資料を収集している図書館である名張市立図書館に、ひそかではあるけれどそこそこ熱い期待が寄せられている、というのはまちがいのない事実なわけです。
尻ぬぐいのメールをお送りした方もそうですし、あるいは、ここにもちょっと書きましたけど──
引用。
乱歩自身の記憶にある名張は、随分と後になって形成されたものであったことがわかる。したがって乱歩文学の原風景のようなものを期待して名張を訪れてもがっかりするだけであろう。とはいえ乱歩生誕の地への訪問は、全く無駄というわけではない。現在の名張市では、まずは名張市立図書館を訪ねてみるべきだろう。館内には、江戸川乱歩コーナーがあり、乱歩の原稿や遺品を見ることができる。本当に狭いコーナーではあるが、乱歩作品の一端に触れることができる。それに加えて図書館からは『乱歩文献データブック』『江戸川乱歩執筆年譜』『江戸川乱歩著書目録』が刊行され、充実した資料の発信地になっているということが重要だろう。
ね。
名張市立図書館ったら、こんなふうにご紹介いただいたりもしてるわけなのね。
乱歩にかんする情報の質の高い発信地、として期待を寄せられているわけであって、まともな資料収集ができていれば、それにもとづいていくらでも情報発信ができるわけですけど、そんなことは逆立ちしたってできない。
収集もできないし、発信もできない。
だったらもう、やめとけば? ということになるんですけど、名張市立図書館にはどうにも決められないみたいですから、これも以前から申しておりますとおり、最終的には、市長判断を仰ぐ、ということにしなければしかたないかな、と思います。
というところで、来客が到来したらしい。
おすし買ってもってくわ、とのことであったが、どうせくるくるまわってる店のすしじゃろな、とかまあ罰当たりな。
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