まず報告。
12月16日、東京都豊島区は東池袋のあうるすぽっとで催されました乱歩狂言「押絵と旅する男2012」、おかげさまで満員の盛況となったようです。
制作会社のかたからは本日、会場で配布されたパンフレットを一部、お送りいただきました。
お運びいただいたみなさんにも、公演関係者のみなさんにも、謝意を表する次第です。
ちょっと検索してみたところ、ご観劇いただいたかたのこんなエントリが。
▼Kazooの感激記:12/12/16 創作乱歩狂言「押絵と旅する男2012」 #狂言 #kyougen(2012年12月17日)
▼落語の見たまま聴いたまま:12月16日 創作乱歩狂言 押絵と旅する男 @あうるすぽっと(2012年12月18日)
▼日々落語、時々狂言、たまに旅。:2012.12.16 押絵と旅する男2012@あうるすぽっと(2012年12月19日)
結構好評だったみたいで、なによりに思います。
ところで、「乱歩狂言」の検索で、乱歩の名前と泉鏡花の「照葉狂言」が同居したブログがひっかかってきて、乱歩の名がみえるこのエントリにびっくり。
▼漁書日誌 ver.β:投票日の新宿展(2012年12月16日)
一読してびっくり。
「それはそうと、今度出るという乱歩関連の限定本はどういうものだろうか、実際に手にとって見てみたい」と記されていましたので、とてもびっくり。
「美しい本」を追い求める藍峯舎が満を持して世に問う第一弾、2012年12月下旬刊、豪華愛蔵版『赤き死の假面』は、本好きなみなさんのあいだでひそかに話題になっているのでしょうか。
私のもとには、当ブログへのコメントで一件、けさ届いていたメールで一件、合計二件の予約のご報告をいただいておりますが、これは多いとみるべきか、少ないとみるべきか、それすら判然といたしません。
「漁書日誌 ver.β」のプロガーのかたは「実際に手にとって見てみたい」とお書きですけど、これはまったくそのとおりで、実物を確認してからでないとなあ、みたいな感じで予約にためらいをおぼえるひとが大半だと思われます。
といったところで幻影城プロジェクトのつづきですが、納得をえられるかどうか、ということになると、市民の納得がえられるかどうか、という問題も考えてみる必要があるでしょう。
名張市立図書館による乱歩関連資料の収集は、はたして名張市民の納得をえられる事業なのかどうか。
換言すれば、名張市民の税金で乱歩関連資料を収集してきたことの正当性を、名張市立図書館はちゃーんと主張できるのかどうか。
べつの角度からいえば、市民の税金つかって乱歩関連資料を集めることの目的を、名張市立図書館はきっちり説明できるのかどうか。
たぶん、無理だと思うんですけど。
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