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平成24・2012年12月17日 ニフティ
2013年の電子書籍に期待! 無料で読める著作権切れの作品、続々登場と話題に
植木皓
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2012年12月17日 18時00分
2013年の電子書籍に期待! 無料で読める著作権切れの作品、続々登場と話題に
2013年に著作権が切れる作家について伝えるNAVERまとめの記事
年の瀬が迫る中、2013年から新たに無料で読めるようになる電子書籍の話題が盛り上がっている。吉川英治をはじめ死後50年を過ぎた作家の小説などが多数、著作権保護の対象外になり、文学のインターネットアーカイブ「青空文庫」などに登場するのではないかとの期待が高まっている。
最近注目を集めているのが、キュレーションサービス「NAVERまとめ」にある「2013年から青空文庫で読める?著作権切れ作家まとめ」。4月にまとめられた記事だが、年末になり、あらためてTwitterやFacebook経由で閲覧が増えている。
このまとめ記事では「宮本武蔵」などで知られる小説家、吉川英治をはじめ、詩人の室生犀星、「遠野物語」で有名な民俗学者の柳田國男などの作品が、2013年には著作権が消滅することを紹介している。
これらが、著作権切れの作品をデジタル化して公開している青空文庫に登場すれば、米Appleの「iPad」や米Amazon.comの「Kindle」、米Googleの「Nexus」シリーズなどの端末で手軽に読めるようになる。
「Kindleストア」や「Google Playブックス」といった多くの電子書籍配信サービスでは、青空文庫がデジタル化した作品を順次無料公開しており、さまざまなスマートフォンやタブレットに合ったレイアウト、データ形式で利用できる。
作家の著作権がいつ消滅するかは没年から計算でき、その一覧は青空文庫と連携する「死せる作家の会」などのWebサイトで確認できる。例えば約3年後の2016年には「名探偵・明智小五郎」シリーズなどの推理小説で親しまれている江戸川乱歩などの作品の著作権が消滅することが分かる。
関連リンク
2013年から青空文庫で読める?著作権切れ作家まとめ(NAVERまとめ)
(植木 皓=ニューズフロント)
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