雑誌
東西ミステリーベスト100
平成25・2013年1月4日 文藝春秋
週刊文春増刊 第55巻第1号
平成24・2012年11月21日発売
A5判 416ページ 定価800円(本体762円)
関連箇所
総合ランキング国内編
24位 二銭銅貨
p70-71
27位 孤島の鬼
p76-77
35位 陰獣
p92-93
87位 パノラマ島奇談
p164
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24位 二銭銅貨
場末の下宿で暮らしている松村と「私」は、「あの泥棒が羨ましい」と漏らすほど困窮していた。泥棒とは、いま世間を騒がせている紳士泥棒のことである。
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27位 孤島の鬼
「私」、蓑浦金之助は、まだ三十歳にもならないのに、髪の毛が真っ白になっている。そして妻の右の膝の上には、大きな円形の赤痣がある。会う人ごとに理由を聞かれるので、「私」は手記を書くことにした。
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35位 陰獣
今回の事件を経験した「私」は、探偵作家には「探偵の科学的な推理」を重視する自分のような人間と、「犯人の残忍な心理」を思うさまに書きたいと考える大江春泥のようなタイプがいることを痛感していた。
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87位 パノラマ島奇談
三十を過ぎても売れない小説を買いている人見広介は、今もユートビアの建設を夢見ていた。そんな人見に、M県一の富豪で、双子と間違われるほど瓜二つだった学生時代の友人・菰田源三郎が急死したとの知らせが届く。
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▼週刊文春WEB:2013年1月4日臨時増刊号
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