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平成24・2012年12月1日 エイガ・ドット・コム
生田斗真主演「脳男」の主題歌はキング・クリムゾンの代表曲に
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2012年12月1日 18:55
名盤「キング・クリムゾンの宮殿」
[映画.com ニュース] 生田斗真主演で、首藤瓜於氏の第46回江戸川乱歩賞受賞作を映画化する「脳男」の主題歌が、プログレッシブロックバンド「キング・クリムゾン」の名曲「21世紀のスキッツォイド・マン」に決定した。
「イキガミ」(2008)、「はやぶさ 遥かなる帰還」(12)の瀧本智行監督がメガホンをとる今作。「八日目の蝉」(11)で日本アカデミー賞を席巻した成島出監督と、真辺克彦が共同で脚本を執筆し、並はずれた身体能力を誇りながら、生まれつき感情を持たない殺人鬼“脳男”の姿を描く。生田が美ぼうの殺人鬼に扮するほか、松雪泰子が脳神経外科医、江口洋介が正義感の強い刑事、二階堂ふみが連続爆弾魔を演じる。
同楽曲は、「ピンク・フロイド」「イエス」とともにプログレ界を代表する重鎮バンド「キング・クリムゾン」が、69年に発表したデビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」に収録された代表曲。難解な構成ながら時代を超えて人々を魅了してやまない楽曲が、異常な犯行に手を染める殺人鬼がもたらす不安感をあおる。
石田雄治プロデューサーは、「タイトルがこの映画にピッタリ。歌詞からも脳男の苦悩と悲しみをイメージできたということ。そして、43年前の作品なのにまったく古さを感じさせない、ヘビーかつ感情を刺激するサウンド。まさに、この映画の衝撃的なエンディングにピッタリと思った」と起用の経緯を明かした。
「脳男」は、2013年2月9日から全国で公開。
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