なんか、えらいことになっちゃいました。
多気町が、震災がれきNO、ということになってしまいました。
▼中日新聞 CHUNICHI Web:震災がれき受け入れ問題に波紋 多気町断念で(2012年11月13日)
多気町議会の全員協議会で、反対十二、賛成一、だったというんですから、町長さんも、NO、というしかありません。
しかも、なおかつ、かてて加えて、伊賀市の市長選挙がこんな結果に。
▼MSN産経ニュース:伊賀市長に岡本氏初当選 「納得いく市民主体の市政を」 三重(2012年11月13日)
新しい市長さんが「反対姿勢を明確にした」ってんですから、大変じゃありませんか。
われらがぼてちん知事さん、大変ですがな。
わはッ。
わはわはッ。
こんにちはッ、県民に腐れきんたまを押しつける男ッ、三重県知事の鈴木えーけーでございますッ。
てなことおっしゃっとる場合じゃありゃせんぞなもし。
あやつり人形でーす、とみずから公表して出馬したかたが当選なさったのなら、既定路線がめでたく無理なく踏襲されていたはずなんですけど、この選挙結果だったら既定路線はあっさりご破算。
伊賀市と名張市が手に手をとって、ぼくの名前はきん坊、ぼくの名前はたま坊、ふたりあわせてきんたまだー、きーみとぼくとできんたまだー、ちーさなものからおーきなものまで震災がれきはがんがん燃やすぞー、と大声で歌いながらぽてちん知事さんの腐れきんたまをお支えする、という既定路線は、すっかりぱーになってしもうた。
いかんなあ。
いかんいかん。
こんなことではいかんぞ。
しかし、鍵をにぎっておるのは、伊賀南部環境衛生組合じゃからなあ。
とはいうものの、伊賀南部環境衛生組合も、なんか、手詰まり?
いわゆるごみステーション問題に際しては、あれだけ鮮やかに市民をだまくらかしたというのに、今回はなんだか、手際がわるくね?
多気町断念を報じる中日新聞の記事によれば、
「焼却灰について県は伊賀市の廃棄物処理会社『三重中央開発』に受け入れを要請しているが久保町長は『県が要請した七月以降、話は進んでいない』と否定的な見方を示している」
とのことやから、伊賀南部環境衛生組合としても、打つ手がない、ということなのかもしれません。
いやいや、しかし、名張市にはやッ、やッ、やッ、やぎゅーせんせッ、柳生大輔大先生がいらっしゃるではないか。
なんつったって、アドバルーンなんだからな。
それはもちろん、名張市議会の先生がたにおかれましては、福田博行先生も、永岡禎先生も、吉住美智子先生も、それぞれ震災がれきの受け入れに積極的な姿勢をお示しなんですけど、なんつったって柳生先生はアドバルーンなんだぞ。
なにがアドバルーンなんだか、もうひとつようわかりませんけど、とにかくアドバルーンなんですから、やッ、やッ、やぎゅーせんせッ、腐れきんたまをよろしくお願いねー。
さて、つづき。
やっぱ無理ではないのか、のつづき。
名張市立図書館が乱歩関連資料を収集する、といったって、乱歩という作家について知ることなく、乱歩作品を読むことなく、収集資料にも眼を通すことなく、なおかつ、収集資料にかんする情報をインターネットで受発信することもしない、という限定のもとで収集するなんて、不可能ではないのか。
そうした制約のもとで収集できるのは、せいぜいが、乱歩の単著くらいなものでしょう。
しかし、乱歩の単著っていったって、たとえば今年度、すなわち今年の4月1日以降、ただの一冊も出版されてないわけですし、かりに出版されてたとしても、ただ購入して所蔵してるだけ、というのではなくて、こんなん出ましたけど、とインターネットを利用して情報発信するべきだと思われるんですけど、それはいたしません、ということなんですから、そういうのはまともな資料収集とはとても呼べないと思われます。
まともな資料収集、というのは、そこらの高校の図書委員にでもできることなんですけど、とにかくできない、する気がない、というのですから、それが名張市立図書館の伝統だ、ということで納得するしかありません。
伝統、というか、運命、ってやつでしょうか。
日本でただひとつ、名張市立図書館だけが収集してきた乱歩関連資料も、乱歩生誕地の図書館だから、ということで寄せられた寄贈図書も、陽の目をみることなく、ずーっと死蔵されたまま。
それが運命です。
なんか、しょーもない運命ですけど、それこそ既定路線で、いまから修正することは不可能です。
とにかく、名張市立図書館に動く気がないんですから、いくら横からぎゃあぎゃあいったって、まったくの無駄です。
だったらもう、これ以上の資料収集なんか必要ないじゃん、ということにはなるでしょう。
だいたい、まあTPPがらみの問題ではあるんですけど、乱歩の著作権保護期間もそろそろおしまいになるわけですし、未発表作品が発見される、みたいな可能性はあるかもしれませんけど、乱歩の新作が発表されるなんてことはもうないわけです。
それにだいいち、乱歩関連資料を収集するにしても、名張市立図書館には収集方針を決めることさえできません。
私はやっぱ、乱歩の自己収集を継承するのが望ましいな、と考えるわけですけど、乱歩の自己収集ってのがどんなものなんだか、名張市立図書館にはまったくわかんない。
名張市立図書館が発行した三冊の目録が、じつは乱歩の自己収集を明確にかたちにしたものだ、ということも、まったく理解できない。
だからもう、できもしない資料収集なんて、きっぱりやめてしまったらいいではないか。
どうせならいっそ、お経は読んでも乱歩は読まぬッ、腹が張っても屁はこかぬッ、というのを名張市立図書館の合言葉にして、収集した資料はあくまでも展示品、乱歩のことなんかなんにも知りません、ということをむしろ売りにしてしまい、公立図書館として独自の路線を進むのもいいのではないか。
お経は読んでも乱歩は読まぬッ、腹が張っても屁はこかぬッ、と宣言したあと、間髪を入れずに一発、切れ味鋭く放屁できるくらいの芸を身につければ、さらに喜ばれるものとぞ思う。
お経は読んでも乱歩は読まぬッ、腹が張っても屁はこかぬッ。
ぶう。
きゃはは。
受ける受ける。
きっと受ける。
とか、そういうことはどうだっていいんだけど、資料収集にピリオドを打つとしても、すでに収集した資料、このまま死蔵しとくだけでいいのか、という問題は残るわけ。
それは、ほんとに、もったいないことです。
むろん、名張市立図書館としては、乱歩関連資料を集めてまーす、なんてことを大々的に公言してしまったら、いろいろ問い合わせがあったりして困るな、ということになります。
乱歩のことで煩わされるのは、いやだな、ということになります。
しかし、それは、お役人さまの身勝手な都合、というやつであって、いやいや、お役所のお仕事というのは、お役人さまの身勝手な都合をひとに平気で押しつけることではあるんですけど、しかし、初代館長さんが、お経は読んでも乱歩は読まぬッ、腹が張っても屁はこかぬッ、ぶう、とばかりにお集めになった資料のあれこれ、なかったことにしてしまうっていうのは、お役人さまの仁義にももとることではないのかしらん。
もちろん、名張市立図書館は収集資料にもとづいて目録を三冊つくってますから、最低限のことはできてるということにはなるんですけど、しかしあの目録でカバーできてないこともあるわけです。
それはもう、目録つくった本人がいってんですから、まちがいのないことです。
つづく。
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