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平成24・2012年9月13日 プレゼントキャスト
生田斗真「死ぬかと思った」江口洋介と27時間ぶっ続けの過酷ロケ!爆弾魔役は二階堂ふみ 『脳男』製作報告会見
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生田斗真「死ぬかと思った」江口洋介と27時間ぶっ続けの過酷ロケ!爆弾魔役は二階堂ふみ 『脳男』製作報告会見
2013年2月9日(土)に全国公開される映画『脳男』の製作報告会見が、9月13日(木)に東京ステーションホテルで行われ、主演の生田斗真をはじめ、松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、太田莉奈ら出演者と、瀧本智行監督が出席した。生まれつき並外れた記憶力・知能・肉体を持つが人間としての感情を一切持たず、絶対的正義ために犯罪者を抹殺するための殺人ロボットと化したダークヒーロー“脳男”を演じた生田は「この作品に命をかけて、魂を乗せました。日本映画界にとっても、僕の俳優人生にとっても、何かが変わるきっかけになれば」と、熱を込めて挨拶した。
生田は本作の過激なアクションシーンのために格闘技を習い、食事制限をするなど、徹底した役作りに励んだと語った。「食事はささみや野菜だけで、お酒も飲みませんでした。友達にも誰にも会いたくなって引きこもっていたけど、そのおかげで役に近づけた部分もありました」と明かした。瀧本監督も「(生田は)控え室では電気を消して真っ暗にして待機していました。また、“脳男”はまばたきを全くしない、という演出だったので大変だったと思いますが、シャワーを浴びているときもまばたきをしないようにしていた、と聞いています」と、生田のプロ根性を絶賛した。
また、映画の終盤で繰り広げられる江口演じる刑事・茶屋との格闘シーンでは、27時間休みなしで撮影していたといい、生田は「死ぬかと思いました。江口さんと体と体のぶつかりあいで、愛を確かめ合っていて…」と冗談を交えつつ振り返っていた。一方、江口は「計算され尽くして準備された爆破のシーンをはじめ、スタッフが本当にプロフェッショナルな方々ばかりで。僕たち役者陣もそれに応えなければという思いでした」とコメントし、「アクションや爆破シーン、人間の感情の痛い部分など、あらゆるものが詰まった作品です。今までの日本映画にはない、“セブン”や“羊たちの沈黙”のような、エッジの効いたサスペンスです」と、手応えを語っていた。
そして、“脳男”の精神鑑定を行い彼の正体と真実を追っていくうちに事件の渦中に飛び込んでいく精神科医・鷲谷真梨子を演じる松雪は「感情の無い“脳男”と相対するのは本当に大変でした。役柄のため、小さい箱に閉じ込められているかのような苦しい撮影になりましたが、監督の綿密な演出も含めクリエイティブな現場でした。先に(自分の)撮影は終わっていましたが、仕事終わりの一杯にも気さくに付き合ってくれた“同志”の生田さんの撮影終了時には駆けつけました」と、生田との芝居と、今回の撮影に充実感をにじませた。
そんな中、“脳男”と対峙する連続爆弾魔・緑川を二階堂が演じるということがこの日、発表された。その二階堂は「監督に反抗ばかりしてしまって、謝りたい気持ちです」と殊勝な面持ちで発言。しかし、二階堂に対して役作りのために減量を命じたという瀧本監督が「生田さんと二階堂さんの減量に合わせて僕も10kgやせましたが、二階堂さんに“メタボのおじさんと10代の若い女の子を一緒にしないで”と言われてしまって…」と明かし、その二階堂は「思春期の体が、あまりにもやせなくて辛かった。電車を待っているときに、お母さんが赤ちゃんを抱いているのを見て、その赤ちゃんがすごく美味しそうに見えてきて、これはやばいなと…」と独特な表現で会場の笑いを誘った。
今回の会見では、PRスポット動画も初お披露目。瀧本監督が「アクション、サスペンスはもちろんのこと、編集していて感じるのは役者の力です。ラスト30分は圧巻。何度見ても背筋がゾクゾクします」と語る通り、戦慄が走る迫力の映像は見応え充分だ。実写化は難しいと言われた、2000年9月に刊行され第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の同名原作を、企画開始から10年余の歳月を経て映画化した『脳男』は、2013年2月9日(土)公開。ぜひ、チェックを!
■『脳男』
2013年2月9日(土)全国東宝系にて公開
【キャスト】生田斗真、松雪泰子、二階堂ふみ、太田莉奈、江口洋介
【脚本】真辺克彦、成島出
【監督】瀧本智行
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最終更新 2012/09/13 15:22
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