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平成24・2012年8月8日 マイナビ
男の妄想を超えた、異常な愛のカタチ『スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜』
Michihiro Takeuchi
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男の妄想を超えた、異常な愛のカタチ『スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜』
[2012/08/08]
©2011 MIENTRAS DUERMES, A.I.E./ CASTELAO PICTURES, S.L.
女性にとってはどんなホラー映画よりもおぞましい? オトコの妄想が強烈なサスペンス映画。 主観映像のホラー映画『REC/レック』で一躍脚光を浴びた奇才ジャウマ・バラゲロ監督が、今回は男が一度は抱くであろう不埒な“妄想”をテーマに新たな恐怖を与えます。『マイアミ・バイス』のルイス・トサルが毎晩美女が眠るベッド下に潜り込む管理人を、『蒼ざめた官能』のマルタ・エトゥラがその美女を演じ、官能的で緊張感漂うサスペンスに仕上がっています。
マンションの管理人として働くセサル(ルイス・トサル)には、夜な夜なすることがあった。それは、仕事から帰ってきたマンションの住人である美女クララ(マルタ・エトゥラ)が寝静まる頃、合鍵を使って部屋に入り、ベッド下に潜り込んで彼女との時間を共有すること。
セサルの行動はエスカレートしていき、薬を嗅がせて深い眠りについたクララの身体を慰め続ける。やがて彼女の歯ブラシを使うなど、セサルは自分の痕跡を残し始めるのだが……。
本作で描かれるベッド下に潜り込む男の姿は、日本を代表する小説家・江戸川乱歩の世界観そのもの。川端康成の小説『眠れる美女』をも彷彿とさせるストーリー。そこには身の毛もよだつ、異常な“愛”が描かれています。
自分が眠っている間に身体を触られるなんて、想像しただけでも血の気が引くはず。この夏、どんな映画よりも鳥肌が立ち、恐怖で涼しくなるのは間違いありません。狂おしいほどにゆがんだ愛の形に、あなたはどこまで耐えられますか?
©2011 MIENTRAS DUERMES, A.I.E./ CASTELAO PICTURES, S.L.
8月11日(土)よりシアターN渋谷にてロードショー
監督:ジャウマ・バラゲロ
キャスト:ルイス・トサル、マルタ・エトゥラ、アルベルト・サン・ファン、ベトラ・マルティネス
配給:アルバトロス
原題:Mientras duermes/2011年/スペイン映画/116分
URL:『スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜』公式サイト
Text/Michihiro Takeuchi
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