いじめは大津、がれきは名張、を合言葉に全国発信展開中の三重県名張市から、きょうもささやかにお届けする。
震災がれきをめぐる動向、全国的にはどうなっておるのか。
がれき、で検索したきのうのウェブニュースから、震災がれき処理にかんするものをひろっておく。
▼朝日新聞デジタル:震災がれき受け入れ、安全評価申請へ 大阪湾岸2処分場(2012年7月21日)
▼朝日新聞デジタル:がれきコンクリ 土砂を再利用へ(2012年7月21日)
▼MSN産経ニュース:がれき広域処理 踏み切れぬ関西 「阪神経験したのに…」(2012年7月21日)
▼毎日jp:東日本大震災:がれき問題、掛川市が説明会 空席目立つ /静岡(2012年7月21日)
▼毎日jp:東日本大震災:がれき処分、国の回答ちぐはぐ 青森市、先月20日再質問も /青森(2012年7月21日)
▼毎日jp:東日本大震災:仙台市、石巻ブロックのがれき受け入れ 27日から /宮城(2012年7月21日)
▼毎日jp:東日本大震災:がれき試験焼却灰、セシウム濃度問題なし--由利本荘の施設 /秋田(2012年7月21日)
▼毎日jp:東日本大震災:震災がれき 兵庫・尼崎沖、大阪・泉大津沖で埋め立て 広域連合要請で方針(2012年7月21日)
▼毎日jp:東日本大震災:がれき受け入れ 来月の試験焼却困難 長岡市長「来週にも検討会議」 /新潟(2012年7月21日)
▼毎日jp:東日本大震災:がれき受け入れ、7月中にも協定 北橋・北九州市長と宮城知事会談 /福岡(2012年7月21日)
▼毎日jp:25時:がれきでなく人を /宮崎(2012年7月21日)
▼毎日jp:震災がれき:再利用し作品作り 渋谷ヒカリエ(2012年7月21日)
▼47NEWS:震災がれき、県が焼却場調査を開始(2012年7月21日)
▼47NEWS:復興道路にがれき活用 国交省南三陸国道事務所(2012年7月21日)
▼47NEWS:がれき堤防復旧に活用 盛り土材確保へ 東北整備局、仙台市(2012年7月21日)
がれき処理には直接関係なけれども、遠縁の娘が震災がれき製のメダルを頂戴したので、関係各位に深甚なる謝意を表しつつ。
▼毎日jp:ロンドン五輪:活躍願いがれきメダル…被災地の生徒手渡す(2012年7月21日)
もういっちょ、こちらは本日付。
▼スポーツ報知:被災地の子供からがれきで作ったお守りメダル、五輪選手団にプレゼント(2012年7月22日)
ついで、当地のニュースの落穂ひろい。
▼伊賀タウン情報YOU:震災がれき 住民説明会の結果を報告 伊賀南部環境衛生組合議会(2012年7月20日)
さて、今後の展開はどうか。
昨日付ウェブニュースによれば、伊賀南部環境衛生組合は、焼却施設周辺に位置する五地区を対象に、個別に説明会を開く、としているそうじゃ。
つまり、分断工作じゃな。
7月1日の説明会は、こんな感じであった。
国
↓
三重県
↓
伊賀市+名張市
↓
×
↑
阿保-上津-博要-高尾-矢持-桐ケ丘
参加対象は、伊賀市内旧青山町エリア六地域の代表であった。
7月16日の説明会は、旧青山町エリア内の焼却施設周辺五地区がいわば第一次対象で、それ以外からの入場も二次的、三次的な対象としてOK、みたいな感じで認められた。
こんな感じね。
国
↓
三重県
↓
伊賀市+名張市
↓
×
↑
奥鹿野-福川-伊勢路-柏尾-桐ケ丘
その他
で、二回にわたる説明会において、垂直性の力学は水平性の力学に太刀打ちできない、ということが判明した。
だから、垂直性の力学サイドは、水平性の力学をずたずたにしてしまう分断工作を敢行することになった、ということだ。
つまり、上の図にある「奥鹿野-福川-伊勢路-柏尾-桐ケ丘」という横の連携がなくなり、「その他」も消えてしまって、それぞれの地区が単独で垂直性の力学と対峙する、ということになる。
たとえば、奥鹿野における説明会は、こんな感じになるのかな。
国
↓
三重県
↓
伊賀市+名張市
↓
×
↑
奥鹿野
五つの地区それぞれで、かくのごとき説明会を開催することによって、NOをYESに転じさせることができるのであろうか。
どうなるんだろうね。
どうなるのかはわからんけど、平成伊賀の乱、やっぱ面白いよね。
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