7月16日に開催された説明会のウェブニュース、落穂ひろいをしておくなり。
▼朝日新聞デジタル:震災がれき 反対の声続出(2012年7月17日)
▼毎日jp:東日本大震災:がれき、住民反対強く 「地区外ごみ」協定抵触--伊賀の施設周辺説明会 /三重(2012年7月17日)
プログ関係では、こんな報告も。
▼安心して暮らしたい 三重:伊賀・名張 住民説明会(2012年7月17日)
一部、引用しておく。
説明会は例によって市長の挨拶、環境省中部の林、名古屋大学大学院准教授森泉、
あと三重県の担当者が資料を説明していく展開。
学校の校庭にがれきが山と積まれた画像のパンフレットを配布されますが、
南三陸町戸倉小学校は既に移転し、廃校となった場所であることは
一言の説明もありません。数字も古い、あるいは過大であると、各所で批判を受けた数値を
そのまま使っています。
説明後に拍手もおこらず、むしろ、「御用学者!」の声が飛ぶほど。
市民はいろいろと勉強しているのです。
質疑応答となりましたが、まず立地地区の方からと進行役が質問者を区切ります。
しかし、まるで市や県が既成事実を作ろうとしたかのように新聞報道が先行し、
一方、区にはまったく説明がなかったことに区の方は怒り心頭で、
事前に行った区の集会の結果、お断りだと次々に市長に告げます。
市長は「受け入れを判断するのではなく、県のガイドラインの説明会」と繰り返しますが、
住民は納得もせず、怒りを収める気配もありません。
そもそも、外部からの焼却物を入れることは建築時の協約に抵触するのです。
国や、県や、市から通達すれば協約などどうとでもなると考えていた節がありますが、
住民は騙されません。
予定の時間を過ぎても質問は途切れず、ついに立地地区の方の質問さえ全部終わらないまま
会は終了しました。
名張市長や環境省、県の担当者、名古屋大学大学院准教授森泉らの説得力の無さ、
資料の偏り、住民をバカにしたような説明会そのものへの批判が目立った会となりました。
最後に伊賀市長は「協約が改定できないなら受け入れはできない」と発言していましたが、
まさにそのとおりなので、これ以上無駄な税金を投じて説明会を繰り返すのではなく、
「受け入れできません」と県に伝えて欲しいと思います。
なんか、ほんとに、ぼろぼろだったみたいだね。
しつこくもくり返すけど、つか、伊賀地域に住むと住まざるとを問わず、この問題に関心を抱いているひとの衆目が一致するところだと思うんだけど、いやいや、なかには名張市議会議員の柳生大輔先生のように、震災がれき受け入れ大賛成ッ、とおっしゃるかたもあるわけだから、衆目が完全に一致するわけでもないけれど、それでも多くのひとは、伊賀南部環境衛生組合が選ぶべき最善の道は、震災がれきの受け入れを断念いたします、とわれらがぽてちん知事さんにお伝えすることである、と思っているのではないかしら。
さて、きょうも暑くなりそうだ。
みんな、熱中症には、くれぐれも気をつけてね。
あほのみなさんもね。
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