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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2012.07.10,Tue

 震災がれき問題にかんして、とくに動きはないようだ。

 

 われらがぽてちん知事さんの話題である。

 

 新しい週がはじまったけれど、震災がれきの受け入れをめぐるご発言はこれといってないようだから、規定方針どおりの猪突猛進路線、ということだろうね。

 

 そんなことより、きょうはなにやらお謝りだぞ。

 

 三重県:三重県知事 鈴木英敬ブログ「すごいやんか!三重」> 情報公開請求に対する職員の公文書書き換え問題について(2012年7月10日)

 

 この問題だね。

 

 毎日jp:県:職員が公文書改ざん 防波堤工事会議録など、港湾海岸室長が承認 /三重(2012年7月10日)

 YOMIURI ONLINE:三重県、公開前に文書改ざん(2012年7月10日)

 中日新聞 CHUNICHI Web:副知事、組織管理徹底を指示 公文書改ざん問題(2012年7月10日)

 伊勢新聞:県の公文書改ざん疑惑 中間報告 「書き換えや削除した」(2012年7月10日)

 

 腐れ公務員のお役人さまたちは、ほんと、いったいなにをなさっておいでなのであろうね。

 

 国であれ、都道府県であれ、市町村であれ、お役人さまたちというのは、平気で大うそをつき、国民や、都道府県民や、市町村民を、好きなようにだまくらかして、それで平然としていられるみなさんなんだから、いまさらことあらためて驚きもせんけれど、しかし今回の場合は、時期がまずいっちゃおおいにまずいやね。

 

 震災がれきは安全でございます、絶対に安全でございます、それはもう死ぬほど安全でございます、いやいや、死んでしまったらまずかろうけど、とにかくさまざまなデータを提示して安全性を力説してしてみたところでじゃな、地域住民からただひとこと、また改竄? とかツッコミを入れられたら、それですべてがぱーなんじゃからなあ。

 

 われらがぽてちん知事さん、ブログのきょうのエントリに、

 

 「正直申し上げて、情けなくて仕方ありません。こんなことがあってはなりません。言語道断であります」

 

 とお書きじゃけれど、これはほんとに正直な、知事さんの心の叫びとも呼ぶべきおことばであろうな。

 

 そのなさけなさ、そこはかとなく、お察しできる気がする。

 

 当ブログのきのうのエントリは、ゆくりなくも、

 

 「伊賀市民ならびに名張市民のみなさん、なんか、なさけなくね?」

 

 と結んだものであったが、伊賀市と名張市のみならず、日本全国津々浦々、お役所ってのはつくづくなさけないとこだよね。

 

 とはいうものの、いずれ腐りきったとこではあるんだけど、お役所のお程度にも多少の差がある、ということはいえるかもしれない。

 

 今回の震災がれき受け入れ問題では、伊勢市は当初から受け入れ拒否で一貫していたし、受け入れに意欲をみせていた松阪市も、被災地の状況の変化に呼応して受け入れを中止した。

 

 つまり、伊勢市や松阪市は、多少なりとも、自分のおつむで考える、ということをやってた、ようにみえるわけ。

 

 ところが、われらが伊賀名張連合軍はどうよ。

 

 伊賀市議会議員の桃井隆子先生が、的の中心を射抜くごとくにして鋭くも厳しくご指摘になったとおり、市独自の考え、たらゆうよな高尚なもん、伊賀市にも名張市にも、まったく存在しておらん、というのが実状なのである。

 

 正直申しあげて、なさけなくてしかたがない。

 

 日本全国津々浦々、お役所なんてどこもかしこも、無能と怠慢の楽園にして愚者の城なんじゃとはいうものの、今回の件で実感させられたのは、おなじお役所でも伊勢市や松阪市よりワンランク上を行く伊賀市と名張市のおそまつさ、といったことであった。

 

 正直申しあげて、なさけなくてなさけなくてしかたがないし、こんなことではいかん、言語道断じゃねーか低能、とは思うんだけど、ただまあ、どーしよーもねーだろーな、とも思ってしまう。

 

 ほんとにもうね、どーしよーもない、というしかない。

 

 はばかりながら、実体験者の弁である。

 

 おめーらさすがにそんなことじゃまずかろーがよ、ちっとはしっかりしろよおら、おらおらおらあッ、とお役所のみなさんがたをいいだけ叱り飛ばしてさしあげたところでだな、馬の耳に念仏、蛙のつらにしょんべん、ぴかぴかぱんつにうんこ、みたいなことで終わってしまうわけ。

 

 だから、たとえばあちきみたいに、そういうことばっか実体験していると、無力感とか、徒労感とか、そういうものにうちひしがれてしまってな、あまりにもひどい行政運営をまのあたりにして、あ、ここはひとことご忠言申しあげるのが市民の務めだな、と思うことがあっても、ああ、もう、どうだっていいか、ここはもう、みてみぬふりをしてしまおう、みたいなことになってしまうわけね。

 

 だからもう、みてみぬふりして、なにもいわない。

 

 たとえば、名張市が、こんなことやっとるわけ。

 

 朝日新聞デジタル:乱歩原作 狂言で復興を(2012年7月7日)

 

 いっぺんどつきまわしたろかこの低能自治体、とは思うだども、なーにいってやったところでなーんにも理解できねーんだから、みてみぬふりを決めこむしかねーか、っつーことになってしまうだよね。

 

 いやー、まんずまんず、困ったことだなっす。

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