忍者ブログ
Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.11.24,Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by 中 相作 - 2012.07.01,Sun

 7月1日である。

 

 えッ?

 

 もう7月1日なの? という印象だよね。

 

 つまり、今年ももう半分がた、終わってしまった、ということである。

 

 あッ、というまじゃん。

 

 いやー、まんずまんず、月日のたつのは、はえーもんだなっし。

 

 ぼーっとしてるうちに、なんだかんだでことが進められ、いつのまにか、えッ? もう再稼働なの? みたいなきのうきょうだけど、国民不在にして問答無用なり、とかそんなことばっかやってると、まんずまんず、こんなことになっちまうべなあ。

 

 ▼朝日新聞デジタル:大飯再稼動阻止へ道路封鎖 市民ら100人、もみ合いも(2012年7月1日)

 ▼SANSPO.COM:大飯原発3号機、再稼動反対で道路ふさぐ(2012年7月1日)

 ▼福井新聞:再稼働中止要望書提出時もみ合い 抗議集会で一時騒然(2012年7月1日)

 ▼中国新聞:大飯原発前道路の封鎖続く 再稼働抗議グループ(2012年7月1日)

 

 えれーことだがや。

 

 ここへ来てメディアに大きくとりあげられるようになった首相官邸前デモも、いよいよ盛りあがってるみたいだし。

 

 ▼Google:首相官邸 デモ のニュース検索結果

 

 いやー、国民不在にして問答無用なり、みたいなことばっかやってやがるとしまいにゃ怒るぞおら、おらおらおらおらあッ、ってわけなんだろうね。

 

 ただまあ、いくら抗議活動が盛りあがり、そこそこのうねりが生じたとしても結局、大きな流れはとどめようがない、ということになってしまうのであろうな。

 

 ▼TBS News!:大飯3号機 今夜起動、事故後初(2012年7月1日) 

 

 おはなしかわって、こちら三重県の伊賀地方、市民不在にして問答無用なりの例の一件は、いったいどうなったのか、というと、とくにどうこういうことなく、ことは粛々と進んでゆくはずである。

 

 要するにまあ、市民不在にして問答無用なり、みたいなことはここらじゃ日常茶飯事であって、それにそもそも震災がれきの受け入れなんて、地域住民の口の端にもほとんどかかってないのではないか。

 

 地域住民のみなさんも、ちょっとぼーっとしすぎだと思うぞ。

 

 そもそもこの一件、大きく動いたのは4月20日のことであった。

 

 僭越ながら当ブログ、さっそく反応した。

 

 ▼2012年4月21日:三重県がまたなにか押しつけてきたらしいな

 

 この4月21日付エントリにあるとおり、まちBBSでもいち早く、ごくごくわずかながら、震災がれきの受け入れが話題になって、疑問や反対を表明するレスが投稿されたんだけど、それからというもの、削除屋さんがおっとり刀の大車輪で獅子奮迅の大活躍、けけけ、こーりゃおもしれーや、あちきも負けてらんないな、けけけけけ、とか思って、不適切投稿をくりかえしたものであったなあ。

 

 4月25日には、

 

 ──ねえ、だれかあたいと、おちんこしない?

 

 4月26日には、

 

 ──削除屋さん、あたいとおちんこ、しよッ。

 

 4月27日には、

 

 ──削除屋さん、あたいとおちんこ、しまくらない?

 

 4月28日には、

 

 ──削除屋さん、あたいとおちんこ、やりまくろうぜッ。

 

 と怒濤の寄り身で投稿し、そして、とうとう、4月29日のことであった。

 

 ──ねえ、そこの削除屋さんったら、あたいとおちんこ、やりましょうよ。

 

 とか投稿したところ、削除屋さんにホスト規制という奥の手をつかわれてしまたあるよぽこぺん。

 

 以来、まちBBS、こんな平穏なありさまである。

 

 ▼○名張市について書き込んでみましょうPART13○:最新レス50

 

 サイゼリアが撤退したのか、とか、はま寿司が進出するのか、とかみたいな話題が主流を占めて、震災がれきのことなんて、すっかり忘れ去られていまにいたる。

 

 いっぽう、最初からまったく反応がなかった伊賀市のほうは、とみてみると。

 

 ▼【忍者】伊賀市ってどうよ!?PART8【芭蕉】:最新レス50

 

 おお、6月28日木曜になってようやく、「まもなく、東北のガレキがやってくるな」とかいうレスが投じられて、いささか話題になっとるけど、この反応の遅さと投稿内容の低劣さは、さすが伊賀市じゃな、というべきか。

 

 いや、しかし、おなじ伊賀市でも伊賀青年会議所だけは、妙にレスポンスが早かったよね。

 

 メディアでも報じられとった。

 

 ▼伊賀タウン情報YOU:震災がれきの広域処理市議へのアンケート結果公表 伊賀JC(2012年6月22日)

 ▼MSN産経ニュース:伊賀市議の過半数ががれき受け入れ賛成 青年会議所アンケート 三重(2012年6月24日)

 ▼毎日jp:東日本大震災:震災がれき受け入れ 全伊賀市議アンケ、「よい」過半数16人 「NO」は4人、「検討中」8人 /三重(2012年6月27日)

 

 伊賀青年会議所の公式サイトには、アンケートの結果が掲載されておる。

 

 ▼伊賀青年会議所:「安全な震災がれきの広域処理に関するアンケート」回答結果(pdf)

 

 なんか、あほみたいなアンケートやな。

 

 つか、あほそのものやな。

 

 最初の設問がもう、ええだけファンタスティックやないか。

 

質問1. 国や県の「安全な震災がれきを全国で分かち合って処理する」方針について、議員としてどのように考えますか。

 

 いったい、どこのあほじゃ。

 

 どこのあほが、こげなあほな質問、考えおったんじゃ。

 

 「安全な震災がれき」とは、またいったい、なんのことなんじゃろうなあ。

 

 どこまでファンタスティックやねん。

 

 震災がれきが安全かどうか、それがわからんから、ここまでの騒ぎになっとるのやないか。

 

 安全ということにかんして、確たるものや、信頼できるものが、どこにもないから、あっちでもこっちでも大騒ぎしとるのやないか。

 

 「安全な震災がれき」が存在する、みたいなことを前提にしたアンケートなんて、おとぎばなしみたいにファンタスティックなものでしかない、ちゅうよなことは、たぶんそこらの高校生にも理解してもらえるはずやと思うんやけど、伊賀青年会議所はどうして、ここまであほなアンケートをぶちかますことになったのであろうなあ。

 

 「安全な震災がれき」を前提にすれば、受け入れを容認する意見が多くなるのはあたりまえの話であって、げんに最初の設問では、伊賀市議会議員の先生がた二十八人のうち、賛成は二十一人、反対は四人、という結果になっておるのである。

 

 いやー、もしかしたらこのアンケートには、万にひとつのことかもしれんけど、震災がれきの受け入れをそれとなく援護射撃する、といった目的が秘められているのかもしれないな。

 

 裏で絵図が引かれていた、と考えられなくもない、ような気がする。

 

 むろん、邪推だ。

 

 なんの根拠もない邪推だが、しいてごくごく薄弱な根拠をあげるとするならば、こんにちはッ、県民に腐れきんたまを押しつける男ッ、三重県知事の鈴木えーけーでございますッ、わはッ、わはわはッ、わはわはわはわはッ、でおなじみのわれらがぽてちん知事さんが、じつは鈴鹿青年会議所の現役メンバーでいらっしゃる、という一事である。

 

 ▼鈴鹿青年会議所:会員企業情報3

 

 ま、ただの邪推だからこれ以上のことはいわんけど、そんなような感じでこの一件、つまり、伊賀地域における震災がれき受け入れ問題というこの一件において、裏であれこれ絵図を引いてる人間がほんとに存在するんだとしたら、ぽてちん知事さんサイドにはかなりの切れ者がついている、ということになるのかもしれない。

 

 どこが切れ者だって、伊賀地域に眼をつけたのが、まず鋭い。

 

 伊賀とか名張とか、あのへんの連中は官民ともにレベルが低く、ものごとをちゃんと考えることができませんから、ちょろいちょろい、ばかみたいにちょろくて御しやすいと思います、みたいなことをその切れ者が上申し、それがめでたく容れられて、ここ伊賀地域が腐れきんたまを押しつけるターゲットとして決定されてしまったのだとすれば、それはもう非の打ちどころがないほど正しい判断だ、といわざるをえない。

 

 げんに、松阪市や伊勢市では、ちょっとした騒動や反対もあったようだけど、伊賀市や名張市と来た日にはほぼ無風状態、まことに唯々諾々とぽてちん知事さんのいいなりになっておるではないか。

 

 それに、考えてみれば、焼却施設の場所が絶妙だよね。

 

 伊賀市奥鹿野、というところにある伊賀南部クリーンセンター、という施設で震災がれきが処理されることになるんだけど、名張市民にしてみれば、名張市ではなく伊賀市内の施設だから、がれき受け入れ問題はどこか対岸の火事めいた印象を帯びてしまう。

 

 ところが、伊賀市内の施設といっても、市町村合併以前でいえば旧青山町なんだから、多くの伊賀市民にとっても、じつは身近な場所ではない。

 

 ここで確認しておくと、市町村合併で伊賀市が誕生する以前、伊賀地域には七つの市町村が存在しておって、便宜的に二分するならば、北伊賀と南伊賀、ということになっておった。

 

 北伊賀は、上野市をはじめとした五市町村。

 

 南伊賀は、名張市と青山町の二市町。

 

 それが、市町村合併によって名張市以外の六市町村が合併し、伊賀市として発足した。

 

 以前から連携があった北伊賀の五市町村に、南伊賀の町がひとつくっついた、というのが伊賀市発足の構図だから、旧上野市をはじめとした北伊賀の住民にとって、旧青山町という南伊賀の山奥にある奥鹿野とかいう土地なんて、親しみなど全然ないエアポケットみたいな場所であり、そこで震災がれきを処理すると聞かされたところで、やはり対岸の火事めいた印象を抱いてしまうしかないのではないか。

 

 そんなことまで計算して、ここ伊賀の地にぽてちん知事さんの腐れきんたまを押しつけることが決められ、その援護射撃の一環として伊賀青年会議所によるアンケートが実施された、というのであれば、うーむ、敵もさるものひっかくもの、といわざるをえないわけだけど、ま、それはさすがに勘ぐりすぎということになるのかもしれないね。

 

 いや、いかんいかん。

 

 まーた震災がれき問題にかかずらって、名張市立図書館のことも、幻影城プロジェクトのことも、あした以降に先送り、ということになってしまったではないか。

 

 しかし、まあ、このきょうという日は、震災がれき受け入れ問題のほかに、大飯原発再稼働のことも気にかかる大変な一日であるから、いたしかたないかもしれない。

 

 でもって、最新ニュースはどうよ、というと。

 

 ▼TBS News!:道路封鎖、大飯再稼働への抗議活動続く(2012年7月1日11時32分)

 ▼朝日新聞デジタル:大飯原発への道路封鎖続く 200人が「命守れ」訴え(2012年7月1日12時1分)

 ▼NHK NEWS WEB:大飯原発3号機 原子炉起動へ(2012年7月1日12時8分)

 ▼毎日jp:大飯原発:市民グループが道路封鎖 再稼働に抗議200人(2012年7月1日15時36分)

 

 当地も雨やけど、福井も雨か。

 

 雨なんか、降りやがってなあ。

 

 とはいえ、いまは降ってないみたいだから、犬と散歩に行ってくるか。

 

 いやはや、大変な一日だっていうのに、とりあえずやることといったら、犬つれて散歩することしかみあたらないんだから、なんだか内心忸怩たるものがあるよねほんとに。

PR
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
開設者
 中 相作:Naka Shosaku
ブログ内検索
バーコード
カウンター
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]