暑いね。
こう暑くなると、犬も大変だ。
犬も大変だけど、もっと大変なのが、うーわんわん、震災がれきの拡散問題だ。
全国的に、風雲急を告げてきたらしい。
福岡県の話題。
▼朝日新聞デジタル:来月宮城と協定 北九州がれき受け入れ(2012年6月29日)
▼YOMIURI ONLINE:がれき風評対策 500社・団体訪問へ(2012年6月29日)
▼YOMIURI ONLINE:「政府内に風評対策チーム」首相、北九州市長と会談で(2012年6月29日)
そうかと思うと、群馬県じゃこんなことに。
▼MSN産経ニュース:がれき受け入れ中止表明 環境相発言に怒り 西邑楽3町 群馬(2012年6月29日)
▼東京新聞 TOKYO Web:岩手県「4市町の協力不要に」 前橋市、方向転換迫られる(2012年6月29日)
なんかもう、わけわかんね。
三重県はどうよ。
▼朝日新聞デジタル:1組合3市町で 県が住民説明会(2012年6月28日)
▼MSN産経ニュース:がれき処理へ説明会 知事、県議会全員協で明らかに 三重(2012年6月28日)
▼毎日jp:東日本大震災:県内がれき受け入れ 5市町が説明会開催へ--名張、伊賀、熊野、尾鷲、多気 /三重(2012年6月28日)
▼中日新聞 CHUNICHI Web:県内4カ所でがれき受け入れ検討(2012年6月28日)
▼伊勢新聞:震災がれきの受け入れ 5市町で説明会開催へ(2012年6月28日)
われらが知事さん、岩手や宮城がどうのこうの、みたいな感じで状況が変化しても、けっしてぶれることなく、震災がれきに真摯に向き合っていらっしゃるようだ。
中日新聞に掲載された写真なんて、なんかもう、すごいからね。
なんつか、武者絵さながら、不退転の決意を表情にみなぎらせていらっしゃるではないか。
じつに凛々しく、雄々しい面構えでいらっしゃる。
こりゃ本気だろうね。
機に臨み変に応ずる、とか、君子は豹変す、とか、そういったことばとはまったく無縁に、一歩たりとも引くことなく、ただただひたすら、こんにちはッ、県民に腐れきんたまを押しつける男ッ、三重県知事の鈴木えーけーでございますッ、わはッ、わはわはッ、わはわはわはわはッ、の既定路線を驀進されるおつもりらしい。
うーむ。
こうなると、われわれ三重県民としては、どうすりゃいいんだろうね。
だれかがあなたの右の頬に、腐れきんたまを押しつけたなら、左の頬もお向けなさい、とかいったような崇高な心で、事態を甘受しなければならんのであろうか。
そのだれかは、腐れきんたまを押しつけたあと、あなたの顔をまたいでゆくことであろう。
これがほんとの、マタイ伝、なんちゃって。
あほなことゆうとる場合か。
あほなことゆうとるあいだに、知事さんによる包囲網、どんどんどんどんせばまっとるやないか。
朝日新聞の表現を借用するならば、一組合三市町、つまり「伊賀南部環境衛生組合(名張市、伊賀市)と多気町、尾鷲市、熊野市」で住民説明会が開催される運びとなり、その一番槍をつとめるのが、えへん、伊賀市と名張市のすっとこどっこいツートッブだってんだからなあ。
伊賀市と名張市なんて、やっぱろくなもんじゃねーよなー、みたいな感じで、県内他地域のみなさんから、白いうえにも白い眼を向けられておるのではないかしら。
とか思って、鬼女板のスレをみてみたら、えらいことだ。
こんなレスがあったど。
▼【断固】三重がれき受け入れ反対の奥様2【阻止】:155
名張市役所に、どっかの奥様から、恐怖の電凸があったらしいな。
いやー、大丈夫か、担当職員のみなさん。
たーまんねーなー、とか思ったら、鬱病の診断書出して、とっとと休んでしまえばいいんだ。
無理するな無理するな。
そこらの奥様がたからなにか質問されたって、この問題にかんしては、確たるものや、信頼できるものなんて、どこにも転がってないんだから、まともな答えなんてできるわけありゃせんのよ。
それにしても、ぼおくのぱんつはぴいかぴかッ、でおなじみのぽてちん知事さんのおかげで、包囲網に囲い込まれた自治体は、ほんと、大変なことになってるみたいだな。
夏場の犬より、うーわんわん、はるかに大変なことになってる。
とりあえず注視されるべきは、7月1日、伊賀市の青山公民館に行政の手駒だけを集め、一般住民はシャットアウトして開催される住民説明会だろうな。
どうなるのだろうね。
さ、暑さで大変な犬つれて、ちょこっと散歩に行ってこよう。
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