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平成24・2012年6月12日 プレゼントキャスト
生田斗真が感情を持たない殺人者を演じる『脳男』映画化決定!!共演に松雪泰子と江口洋介
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生田斗真が感情を持たない殺人者を演じる『脳男』映画化決定!!共演に松雪泰子と江口洋介
2000年9月に刊行され第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於によるベストセラー小説『脳男』の映画化が決定!主演に生田斗真、共演に松雪泰子、江口洋介という豪華キャスト、脚本は昨年日本アカデミー賞をはじめ各賞を総なめにした「八日目の蝉」の監督・成島出、監督は「犯人に告ぐ」「イキガミ」「星守る犬」の瀧本智行、という布陣で製作される。来年2013年2月に公開予定だ。
原作は現在までに31万部超えるえる売り上げを記録し、発刊当初からその独創的な内容が数多くのファンを生んだ。映像化を望む声も多数あったものの“脳男”のキャラクターの難しさから実写化は困難とされていた。しかしこの度、発刊から10年以上の時を経て、待望の映画化が決定した。
生まれつき並外れた記憶力・知能・肉体を持ちながら、人間としての「感情」を持たない謎の男で、美しき殺戮者“脳男”鈴木一郎という難役に挑む生田は「今回の作品は自分にとって新たな挑戦です。お話を頂いた時から、この作品に全てを懸けてみようと思いました。感情を持たず、痛みを感じない殺人マシーンという、これまで演じてきた役とは大きく異なる役です。撮影に入る準備として、これまで半年間、武術稽古をしてきました。見応えのあるリアルなアクションシーンも映画の見所の一つになればと思っています。この作品が自身のこの先の道のりを大きく広げてくれるよう、日々撮影に励んでいます。映画が完成する日を心待ちにしていて下さい」と意気込みを語った。
ストーリーは、ある地方都市で猟奇的な手口の無差別連続爆破事件が発生したことから始まる。刑事の茶屋(江口洋介)は、ついに犯人・緑川のアジトを突き止めたが、確保できたのは身元不明の男・鈴木一郎(生田斗真)だけだった。緑川の共犯者と見なされた一郎は、その犯行があまりに異常だったため、精神鑑定を受けることに。担当の脳神経外科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は、一切の感情を出さない彼に興味を持ち、真実の姿を探る。彼に表情や感情はない、恐怖や痛みも感じない。しかし並外れた記憶力・知能・肉体を持つ究極の存在。人は彼を“脳男”と呼んでいた。そんな中、緑川が真梨子の勤務する病院を襲撃し始める……。
性善説を信じ犯罪者を救おうとする脳神経外科医・鷲谷真梨子を演じる松雪は「人間の犯罪心理の根源的な要因は、何処にあるのか?ある限られた領域の中でしか生きられない男の切ない物語。感情を持たない人間に、与えられた使命とは何か?静かな緊張感の中で展開される、緊密なやりとりに脚本を読んで静かな興奮を覚えました。私自身の役も、過去にある事件に巻き込まれトラウマを抱えている女性。新たに起きた事件の容疑者と対峙していくシーンが数多くあるのですがその緊密なやりとり、心理描写を繊細に演じていきたいと思っています」とコメント。
また、連続爆弾魔を追い続ける無骨だが正義感の強い茶屋刑事を演じる江口は「瀧本智行監督は、リアリズムを追求した演出をし、僕たち俳優陣の役者魂に火をつけてくれます。カメラマンは、ハリウッドでも数々の作品を手がけているベテラン栗田豊通さん。そして若いスタッフ、キャストと共に新しい日本のアクション映画が間違いなく生まれると感じています。僕が演じるのは茶屋という男で、“脳男”鈴木一郎を追いかける無骨な刑事の役です。犯罪、道徳、正義、追跡の果てに、それぞれが出す決着に向け1カット1カット、テンションの高い撮影をしています。茶屋というワイルドな刑事をどこまでリアルに演じきれるか、僕にとってもまた新しい挑戦です」とコメントを寄せた。
映画『脳男』は、何が悪で何が正義か?愛とは?心とは?観る者の感情を大きく揺さぶる戦慄のバイオレンスミステリー超大作だ。様々なキャラクターたちが予測不能の究極バトルを繰り広げるなか、彼らが辿り着く“正義”の答えとは何か!?重厚なテーマを背景に、生田斗真によって日本映画史上類を見ないダークヒーローが誕生する『脳男』。来年の公開まで、続報に大注目だ!
■映画『脳男』
2013年2月~全国東宝系ロードショー予定
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