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平成24・2012年6月12日 オリコン
生田斗真、冷血な殺人鬼役で映画主演
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2012年06月12日 11時31分
映画『脳男』への出演が決定した松雪泰子と江口洋介(右)
俳優・生田斗真(27)が来年2月公開の映画『脳男』で、キャリア初の殺人犯を演じることが、わかった。同作で生田は法から逃れ裁かれない悪人を次々と殺していく、ダークヒーローを演じる。これまで映画『源氏物語』では絶世の美男子、『僕等がいた』では純愛を貫く男を熱演してきたが、今作ではそんな好青年のイメージを一新。新境地に「この作品にすべてをかけてみよう」と並々ならぬ意気込みを明かす。
原作は作家・首藤瓜於氏の小説で、2000年に出版され江戸川乱歩賞を受賞した傑作ミステリー。主人公の鈴木一郎(生田)は、並外れた知能、肉体を持ちながら、感情や痛みを感じず、悪人を次々と殺していく謎の男で、脳神経外科医や刑事がその謎を解明していく過程をスリリングに描く。
これまでドラマ『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』(フジテレビ系)や、『うぬぼれ刑事』(TBS系)などで、さわやかなイケメン演じる機会が多かった生田だが、今回はその真逆ともいえるダークヒーローに挑戦。「今回の作品は自分にとって新たな挑戦です。感情を持たず、痛みを感じない殺人マシーンという、これまで演じてきた役とは大きく異なる役です」と、作品と真摯に向き合っている。
人を襲う場面では激しいアクションシーンの撮影となり、生田と大人数での乱闘シーンもあるという。生田にとっては初の本格アクション挑戦とあって、半年前から肉体改造に着手。いくつかの武道のけいこに取り組み、体を絞り込んで役作りに専念してきた。
共演者には、精神鑑定を行う脳神経外科医役を松雪泰子、事件を追う刑事を江口洋介が演じる。脚本は昨年の『日本アカデミー賞』をはじめ各賞を総なめした『八日目の蝉』の監督・成島出が務める。監督は『犯人に告ぐ』や『星守る犬』などで力強い人間ドラマを描いてきた瀧本智行氏がメガホンを執る。
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