ウェブニュース
デイリースポーツonline
平成24・2012年6月11日 デイリースポーツ社
生田斗真、主演映画で殺人マシーン役挑戦
Home > 速報 > 主要ニュース速報 > 記事
…………………………………………………………………………………
俳優の生田斗真(27)が映画「脳男」(2013年2月公開予定)で主演を務めることが11日、明らかになった。
生田は、感情を持たない殺人マシンという初のダークヒーロー役。数十人を相手にした格闘シーンや爆破の中をかいくぐる本格アクションにも初挑戦する。「源氏物語 千年の謎」「僕等がいた」といった恋愛作品から一転、生田が新境地を開拓する。
6月初旬に始まった撮影は、生田にとっては約1年ぶりとなる撮影現場。無感情な主人公という難役に加え、アクションにも初挑戦するとあって、「今回の作品は自分にとって新たな挑戦。この作品にすべてを懸けてみようと思いました」と並々ならぬ決意をにじませた。
作品は、2000年に刊行された首藤瓜於(しゅどううりお)氏の同名小説を映画化したバイオレンスミステリー。祖父に教えられた正義を基に、殺人をも犯す“脳男”と呼ばれる無感情の主人公と、“脳男”を追う脳神経外科医(松雪泰子)や刑事(江口洋介)の間で繰り広げられるドラマを描いている。
脳男を演じるにあたり、瀧本智行監督(45)から、ボクサーのような“細マッチョ”に肉体改造するように指令が飛んだ。「感情を持たず、痛みを感じない殺人マシンという、これまで演じてきた役とは大きく異なる役。準備のために、武術のけいこをしてきました」と生田。今年1月から、フィリピン武術のカリやUSA修斗、ジークンドーといった武道を学んだという。
爆破シーンは、富山県の全面協力により現在使われていない5階建ての総合病院内で撮影する予定だ。作品のクライマックスとなる、脳男と、連続爆弾魔との対決シーンで、生田が危険を顧みず爆破をかいくぐっていく見応え十分な場面だ。
生田は「この作品が自身のこの先の道のりを大きく広げてくれるよう、日々撮影に励んでいます。映画が完成する日を心待ちにしていてください」。“ニュー斗真”お披露目に手応えをつかんでいた。
(2012年6月11日)
Powered by "Samurai Factory"