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Posted by 中 相作 - 2012.06.12,Tue

書籍

 

真実の「名古屋論」 トンデモ名古屋論を撃つ

 呉智英

 平成24・2012年5月22日初版一刷 人間社

 編集制作:樹林舎

 B6判 カバー 155ページ 本体1000円

 

関連箇所

探偵小説の祖、江戸川乱歩と小酒井不木

 十、“文化不毛の地”名古屋が生んだ四人の近代文学の祖 > p125-128

 

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探偵小説の祖、江戸川乱歩と小酒井不木

 

 探偵小説は、後に推理小説、さらにミステリーと名称を変えて、現代の出版界の人気ジャンルになっている。娯楽文学、これも今ではエンターテインメントと呼ばれるようになったが、その世界の筆頭でもある。こうした小説は大正時代に人気が出る。中心になったのは大正九年(一九二〇年)創刊の「新青年」という雑誌であった。これは版元を替えながら、戦後の昭和二十五年(一九五〇年)まで続いた。この雑誌からは何人もの有名な探偵小説家が生まれているが、探偵小説の祖とも言うべき二人の作家がここから出発した。江戸川乱歩(一八九四~一九六五)と小酒井不木(一八九〇~一九二九)であり、この二人は名古屋人である。

 

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 ▼樹林舎:真実の「名古屋論」 トンデモ名古屋論を撃つ

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