Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2014.09.07,Sun
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猟奇 4月号 四月馬鹿号
昭和6・1931年4月1日 第4年第2輯 猟奇社
A5判 68ページ 20銭
関連
レフキ
p24-25
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和6年●1931
昭和6・1931年4月1日 第4年第2輯 猟奇社
A5判 68ページ 20銭
関連
レフキ
p24-25
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p418-421) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和6年●1931
Posted by 中 相作 - 2014.09.07,Sun
猟奇 3月号 更生創刊号
昭和6・1931年3月1日 第4年第1輯 猟奇社
A5判 63ページ 20銭
関連
江戸川乱歩論
龍登雲
p13-15
p16-17
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和6年●1931
昭和6・1931年3月1日 第4年第1輯 猟奇社
A5判 63ページ 20銭
関連
江戸川乱歩論
龍登雲
p13-15
再録:江戸川乱歩──評論と研究(p39-41) 中島河太郎編 講談社 昭和55・1980年
れふきp16-17
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p414-417) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
江戸川乱歩論
龍登雲
これは消閑の小論である。
・ ・
アラン・ポーをモジつて筆名を作り上げた事は、乱歩氏が東西の探偵文学に通暁する事を語る。氏がポーに傾倒してゐると云ふのは、単純な常識論理である。氏はポーの小説から、度々題材を取り上げる。ホップ・フロッグから踊る一寸法師が生れ、アルンハイムの地所や早過ぎた埋葬から、パノラマ島奇談が生れただ から、ポーに傾倒してゐると云つていゝかも分らない。だが氏に影響を与えた作家である、潤一郎や浩二をポーの他に忘れてはならない。
〔略〕
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和6年●1931
Posted by 中 相作 - 2014.09.06,Sat
猟奇 5月号 二周年記念増大号
昭和5・1930年5月1日 第3年第4輯 猟奇社
A5判 74ページ 20銭
関連
れふき
p22-23
大下宇陀児
p24-25
鑑定室──四月探偵小説総評
小舟勝二
p58-61
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
昭和5・1930年5月1日 第3年第4輯 猟奇社
A5判 74ページ 20銭
関連
れふき
p22-23
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p356-359) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
癖大下宇陀児
p24-25
鑑定室──四月探偵小説総評
小舟勝二
p58-61
癖
大下宇陀児
〔略〕
癖といへば、作家連の文章にも、無論いろいろの癖がある。
乱歩さんのものに、「すべくもあらなんだ。」「私は知らなんだ。」「彼はそこにをらなんだ。」といふらなんだがある。これはきつと、乱歩さんのお国言葉ではないだらうか。
〔略〕
鑑定室──四月探偵小説総評
小舟勝二
〔略〕
★文芸倶楽部
〔略〕
猟奇の果 江戸川乱歩
明朗で快活な。充分に大衆的な乱歩だ。何んとなく乱歩の商品見本のやうな気がする。この長篇は顔も声も姿もそつくり同じだといふ二人の男に、読者の興味をつないで、既に二ケ月連載されて来たが、今月号では嘘のやうに何から何まで生きうつしのこんどは女性を提出した。読者は然し、どこまでも合理的な結論を求めやうとして読みつゞけてゆくわけだが、作者側からいつてこれ程難かしい連載物もたんとはあるまい。十枚ぐらゐづゝ区切つて小さな標題がついてゐるのが、この作者のものとしては非常に面白い。誰にも分り易い乱歩!だから気の利いた商品見本のやうだといふのである。
〔略〕
★雄弁
幽鬼微笑 大滝 鞍馬
★講談倶楽部
蜘蛛男 江戸川乱歩
一つは和洋個有名詞の混交した涙香式作品一つは新聞の社会記事的筆触で書かれた冒険探偵小説である。連載長篇物だが飛び飛びにしか読んでゐない。もちろんこれらの作品を故人渡辺温の署名に依る作品と比較することは、愚かしさの骨頂ではあるが、私はこれにあつて彼れにないもの、彼れにあつて此れにないものをとつくり考へやうと思ふのだ。 〔略〕
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
Posted by 中 相作 - 2014.09.06,Sat
猟奇 4月号
昭和5・1930年4月1日 第3年第3輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p12-13
山田茂夫
p19-24
江戸川乱歩民 に対する私の感想[猟奇文壇あらべすく-各人カリカチユウル-]
夢野久作
p28-34
春日野緑
p34-35
編集手帖
p64
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
昭和5・1930年4月1日 第3年第3輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p12-13
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p353-355) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
猟奇倶楽部殺人事件[四月馬鹿集]山田茂夫
p19-24
江戸川乱歩
夢野久作
p28-34
再録:夢野久作全集11(p19-29) ちくま文庫 平成4・1992年 > 青空文庫
しやべらぬ乱歩[猟奇文壇あらべすく-各人カリカチユウル-]春日野緑
p34-35
編集手帖
p64
猟奇倶楽部殺人事件[四月馬鹿集]
山田茂夫
〔略〕
会員江戸川乱歩の陳述
僕は本名を平田一郎と云ふ。陰獣である。僕自身二銭銅貨を拾つたのか運の付き初めであるので、それ以来銅貨を崇拝することにしてゐる。阿笠栗捨子にも先日そつと二銭銅貨を握らしたら、彼女は最初は五十銭銀貨だと思つたらしく嬉しさうだつたが、それが二銭銅貨だと知るや、
「私は女給ぢやありません。タイピストです。チツブなんか要りません。」
と偉い剣幕だつた。それ以来僕は二銭銅貨の魔力を解しない彼女を軽蔑することにした。こん度の事件は、疑はしい者に対して宜しく心理試験をやるべきである。僕は大丈夫だ。あの悲鳴を聞いた時には喫煙室に居たから完全にアリバイが成立してゐる。
〔略〕
しやべらぬ乱歩[猟奇文壇あらべすく-各人カリカチユウル-]
春日野緑
◇……変態小説家の乱歩が、好んで深夜の浅草をうろついたり、よその家の屋根裏なんかを調べたりしたつて、今では誰も珍らしがらないだらう。
◇……彼は人の話を聞く事はバカに好きだが、自分でしやべる事は嫌ひのやうだ。彼がおしやべり嫌ひなばつかりに、僕はどれ位弱つたか知れん……といふのは、もう六、七年も前になるが、大阪で「探偵趣味の会」を作つた時分の事だ。いつの会合にも僕は司会者として何か皆にしやらべ なければならない、折角皆が集まつて、何か異常な怪奇でも待ちかまへてゐるやうな変質者ぞろひの会員を前にして、僕みたいな善良な育ちの男には、そうそう奇抜な話ができるものではない。
◇……第一、僕自身がおしやべりは下手なのだ。で、いつの場合にも、僕は弱つた。が、僕以上に彼は弱つてしまつて、何かといふと尻込みをする。大体あの「探偵趣味の会」は、彼が始めて僕の家(その頃は大阪玉出にあつた)へ来て二人で相談して決めたものなのだから、彼だつて発起者であり、司会者たるべき人間なのに、僕ばかりエライ目を逢はされたのは──僕がそういふ事の好きな人間なら今さらこんな事はいはないが──弱つたことであつた。
〔略〕
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
Posted by 中 相作 - 2014.09.06,Sat
猟奇 3月号 紅毛茶番集
昭和5・1930年3月1日 第3年第2輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p26-27
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
昭和5・1930年3月1日 第3年第2輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p26-27
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p348-352) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
Posted by 中 相作 - 2014.09.06,Sat
猟奇 1月号 新春特輯号
昭和5・1930年1月1日 第3年第1輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p34-35
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
昭和5・1930年1月1日 第3年第1輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p34-35
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p346-347) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和5年●1930
Posted by 中 相作 - 2014.09.02,Tue
猟奇 11月号 万華集
昭和4・1929年11月1日 第2年第11輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p40-41
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和4年●1929
昭和4・1929年11月1日 第2年第11輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
れふき
p40-41
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p339-341) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和4年●1929
Posted by 中 相作 - 2014.09.02,Tue
猟奇 10月号 珍奇集
昭和4・1929年10月1日 第2年第10輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
紅毛猟奇雑話[灯火漫談]
八重野潮路
P25-27
緒生漫筆
本田緒生
p38-39
れふき
p42-43
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和4年●1929
昭和4・1929年10月1日 第2年第10輯 猟奇社
A5判 64ページ 20銭
関連
紅毛猟奇雑話[灯火漫談]
八重野潮路
P25-27
緒生漫筆
本田緒生
p38-39
れふき
p42-43
再録:「猟奇」傑作選 幻の探偵雑誌6(p334-338) ミステリー文学資料館編 光文社文庫 平成13・2001年
紅毛猟奇雑話[灯火漫談]
八重野潮路
〔略〕
三、失踪者
江戸川乱歩氏の「てる、ている、ふいるむ」(これは真実は江戸川乱歩氏の作ではなくて横溝正史氏の作らしい。)の中で、人を殺して埋めたところが、ある映画の場面にその場所が撮影され、しかも、その屍体の一部がよく現れてゐるのを発見するところが、仲々薄気味悪い作である。映画を何の気もなく見てゐて意外な発見をするのなんか面白いことだろう。
外国ではある失踪者が、実写映画のある戦勝記念塔の除幕式を見物してゐる群集の中に撮ってゐるのを発見して、その記念塔の除幕式の行はれた地方を探査の結果、終にその失踪者を発見したと云ふことである。
〔略〕
緒生漫筆
本田緒生
怪談
〔略〕
唯、グロテスクと云ふ広い意味なれば、いくらもいゝ作はある。江戸川氏の「パノラマ島綺譯」はその最もたるものであらう。私は江戸川氏に望みたい。変態性欲物ばかり書いてゐないで、たまにはかうした美しい夢を見せてほしいと………氏は其の「打明け話」の中に、「それは作り話しであつた」と云ふのを度々使つたのは、現実味を与へたいばかりにだと云つてゐるが、夢を夢として画くのに何の故障があるものか。江戸川式探偵小説は今でも私は好かない所のものである。
〔略〕
▼名張人外境:乱歩文献データブック > 昭和4年●1929
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