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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2017.06.17,Sat

 しかし、本当に、何を書けばいいんだか、いまだによくわからないんですけど、「彼」と『探偵小説四十年』という二冊の自伝をどう捌くか、どうやっつけるか、どう活かすか、みたいなことがポイントになるとは思います。

 さらになお恐ろしいことに、乱歩は自伝的随筆もたくさん書いてます。

 ですから、『貼雑乱歩(仮題、変更予定)』は、「二銭銅貨」で世に出るまで、みたいなことでいいのではないかと思えてきました。

 まず最初に、「彼」をやっつける。

 アンドレ・ジードの自伝と木々高太郎の自序を並べて、そのあとに「彼」をもってくる。

 これで、昭和8年刊の堀口大學訳『一粒の麦もし死なずば』、昭和11年7月刊の版画荘版『人生の阿呆』、昭和11年12月に連載が始まった「彼」、という流れをたどることができます。

 で、「彼」はとりあえず、「1」を全文、引用しておく。

 で、なんだかいろいろ書く。

 幼年期、少年期、中学時代、大学時代、職業転々時代。

 で、乱歩の文章と乱歩以外の書き手の文章、あれこれたらたら貼雑がつづいて、最後は突然ですます体になり、
 
 ──江戸川乱歩は大正十二年、「新青年」に「二銭銅貨」を発表してデビューしました。

 という文章でおしまいになる。

 この文章、じつはキンドル本『涙香、「新青年」、乱歩』の書き出しですから、つづきはキンドル本でお読みください、みたいな展開にできたら都合がいいんですけど、いくらなんでもそんな真似はなあ。
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