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Posted by 中 相作 - 2017.03.03,Fri
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毎日新聞
 平成29・2017年2月26日 毎日新聞社

舞台|福岡で来月1日「お勢登場」 乱歩の世界、重層的物語に 主演・黒木華「ゾッとさせつつ笑いも」
 渡辺亮一
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舞台

福岡で来月1日「お勢登場」 乱歩の世界、重層的物語に 主演・黒木華「ゾッとさせつつ笑いも」

毎日新聞2017年2月26日 西部朝刊

 新作舞台「お勢(せい)登場」が3月1日、福岡市民会館大ホールで上演される。江戸川乱歩の短編小説8本を原作に、倉持裕(ゆたか)が作・演出を手がける話題作。ヒロイン「お勢」を演じる黒木華(はる)は「九州は大好きな場所。上演の2時間半の間、乱歩の世界を皆さんと共有するのが楽しみ」と話す。【渡辺亮一】

 短編小説「お勢登場」は肺病持ちの夫の格太郎と、書生と浮気している妻のおせいを軸にした物語。倉持は同作に、「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「赤い部屋」「押絵と旅する男」など、「本格推理もの」と「怪奇・幻想もの」7作を絡ませ、かき混ぜた上で再構築し、入れ子構造の作劇に仕立てた。2月10日、東京・シアタートラムで初演。26日まで計20公演をこなし、福岡公演に臨む。東京以外で巡回するのは福岡、大阪の2都市だけ。

 黒木は2014年、映画「小さいおうち」で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞。テレビドラマ「重版出来(しゅったい)!」(16年)でも主演を務めた。映像系とみられがちだが、本格デビューは10年のNODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」。才能を見いだしたのは、鬼才・野田秀樹だった。昨年2月、北九州芸術劇場で上演された「書く女」ではヒロインの樋口一葉役。卓越した演技力で観客を沸かせた。

 「舞台はライブ。毎回気持ちを集中して演じるのは大変ですが、生で見ていただける分、楽しさもあります」と黒木。記者が電話で取材した17日は、東京で8公演を終えた段階だった。「最初はしっかりした地盤の上を歩いている感じがしなかった」と明かしつつ「ようやくキャストとスタッフの一体感が出てきた気がします」と手応えをつかんだ様子。「福岡では完成形の舞台を披露したい」と言う。

 自身、倉持作品のファン。「乱歩と言えば、暗く、エログロのイメージを持つ方もいるかもしれませんが、倉持さんは8本の短編をすてきにまとめています。ゾッとするところがありつつ、笑える場面も多い。舞台セットも凝っていて、初心者でも楽しめると思います」

 片桐はいり、梶原善、寺十吾(じつなしさとる)、千葉雅子ら、個性派が脇を固める。午後7時開演。S席7800円、A席6500円、25歳以下4000円。問い合わせはスリーオクロック(092・732・1688、平日午前10時~午後6時半)。
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