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Posted by 中 相作 - 2017.01.29,Sun
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YOMIURI ONLINE
 平成29・2017年1月24日 読売新聞社

短い恋文の作品集 「恋愛成就の坂手島」PR
 中村和男
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短い恋文の作品集 「恋愛成就の坂手島」PR

2017年01月24日





発行された恋文の作品集

 ◆乱歩と妻出会いの地

 推理作家・江戸川乱歩は鳥羽市で過ごした若い頃、のちに妻となる女性・村山りゅうに恋文を書き送った。このエピソードにちなみ、市民団体が公募した恋文の優秀作が決まり、作品集が完成した。隆の出身地・坂手島は過疎高齢化が進み、市民団体代表は「乱歩と隆が結婚して100年になる2019年に向けて大きなイベントを企画したい」と話す。

(中村和男)

 乱歩は1917年、鳥羽市の鳥羽造船所に勤務。1年2か月を過ごす中で、小学校教師だった隆と出会い、結婚した。「進歩的な考えを持ち、理知的で笑顔もよかった隆に乱歩はひかれ、多くのラブレターを書いたと言い伝えられている」。坂手島を恋愛成就の島としてアピールしようと昨年、約70人で結成した市民団体「恋する鳥羽の会」代表、尾崎徹さん(68)は話す。

 坂手島の市天然記念物「坂手のアヤメ池」はカキツバタが自生し、鮮やかな紫色の花を咲かせる場所としても知られる。

 同会は昨年6月1日から10月8日に40文字以内の「短い、みじかい恋文」を募集。47都道府県と海外から計3724点の応募があった。90%がインターネットからで、20歳代からが33%を占めた。

 応募作は乱歩の孫、平井憲太郎さん(東京)らが審査。厳選した187点を作品集にまとめ、発行した。

 恋文大賞に選ばれたのは、富山市の会社員小野寛美さん(28)の作品。生まれ育った故郷の伊豆を離れ、富山に嫁いだ小野さんは、「気候も文化も違うけれど、ふと夜に眺めた海に伊豆と同じ景色があった。懐かしくて恋しくて涙で視界がかすみ、静かな海が揺れていた様子を詠んだ」と心境を紹介している。

 鳥羽市長賞(お隆賞)は、老いて妻のありがたさをかみしめる小笠原信弘さん(77)(兵庫県明石市)の作品。

 鳥羽商工会議所会頭賞(坂手島賞)は、伴侶を慕う心持ちを表現した脇谷史江さん(73)(徳島県石井町)の作品が選ばれた。

 優秀作品集は1000部作成。希望者に配布する。郵送希望者は手数料300円(定額小為替)を添えて、〒517・0011鳥羽市鳥羽1の10の48「恋する鳥羽の会」(0599・25・8255)。

〈恋文大賞〉

 小夜ふけて 海にひとすじ 月の道 故郷思えば なぎも波打つ

〈鳥羽市長賞(お隆賞)〉

 無念にも 介護を受ける身になりて 改めて知る愛妻の情

 〈鳥羽商工会議所会頭賞(坂手島賞)〉

 おはようおやすみありがとう あなたのそばで半世紀 おいしいご飯をつくります ずっと

2017年01月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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