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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2014.08.14,Thu

 本日の名張市情報でございます。

 伊賀タウン情報YOU:不正支出問題受け管理職に亀井市長が訓示 名張市(2014年8月12日)
 朝日新聞デジタル:名張市長 幹部を一喝(2014年8月13日)
 毎日新聞:名張市の不正支出疑惑:不当要求、市長が対策 「私が直接指示」 /三重(2014年8月13日)
 中日新聞 CHUNICHI Web:不当要求対策が機能せず 名張市の不正支出問題(2014年8月13日)
 伊勢新聞:不当要求に組織的対応を 名張市議会、市長に求める(2014年8月13日)

 われらが名張市、お盆だというのに、いよいよ大変でございます。

 というか、お盆やお正月というのは、じつは名張市が不祥事で揺れる時期、ということなのかもしれません。

 以前、こんなこともありましたし。

 2011年12月28日:仕事納めだというのにね

 2011年の年末には、名張市職員が公金一千万円ををちゃっかり着服しておりました、ということが明らかになったわけですけど、今回のは、名張市の某職員が某市民の「強い要求」とやらに屈して土地補償費二千三百万円をこっそり不正に支出しておりました、という一件です。

 どうじゃ。

 名張市の職員にも、なかなかの者がおるじゃろう。

 とにかくここ名張市では、公金の着服はともかくとして、ゆすりたかりにぼったくりなんて、ごくふつうに横行しておるのではないか、という気がいたします。

 今回の不祥事で申しますと、事情を知ってる関係者がおそれながらと訴えて出たことから警察が動き出し、捜査の手が及んで名張市役所が大揺れに揺れるにいたったわけなんですけど、その訴えがなされなかったとしたら、二千三百万円の不正支出はなんの問題にもなっていなかったことになります。

 先日お亡くなりになった名張市の前市長さんがらみの一件では、名張市が常識はずれな高値で市内某所の土地を購入しておったわけなんですけど、そんな億単位の額ではないものも視野に入れれば、一般的な市民感覚じゃとても適正とは思えない金額の支出、なんてのは、ふつうにあったりするのではないか。

 私が知ってる範囲内でいえば、みごとなまでの大失敗に終わった名張市のまちなか再生事業において、たとえば案内板の問題がありました。

 名張まちなかブログ:3月31日の生誕地碑広場(2008年4月2日)

 写真、転載しときますね。



 乱歩生誕地碑広場をはじめとして、名張のまちなか四か所に立てられた案内板は、設置費がなんと八百四十九万三百円もかかったそうなんですけど、あんなしょぼいもんに八百万円、ひとつあたり二百万円もかかるわけねーだろ、というのは、案内板ができた当時に市民のあいだでささやかれていたことでした。

 あと、無駄に立派な公衆便所つきの名張地区第二公民館、旧細川邸やなせ宿にかんして申しますと、無駄に立派な公衆便所の二重投資はどうよ、ということは、2007年の6月、名張市議会の一般質問で追及されておりました。

 名張まちなかブログ:市議会にみるやなせ宿の巻(2009年4月29日)

 橋本マサ子先生のご発言、引用しときますね。

例えばやなせ宿の問題にいたしましても、今公共下水道の整備を進めている、いずれはそこに向かって公共下水道の整備もされるにもかかわらず、合併浄化槽の整備に800万円も使ったという、そういうふうな二重投資が行われるというふうなことも私は無駄遣いの一つではないかというふうに思いますし、

 しかし、こうやって七年前の議事録を読み返してみると、お役所仕事というのはその場しのぎの際限もないくり返しだ、という事実があらためて実感されてまいりますです。

 お役所のみなさん、なんつってた?

 都市環境部長のひと。

 細川邸の改修工事につきましては、本年度の完成を目指しまして進めてまいりたいと考えております。
 この細川邸の施設名称につきましては、当該地区はアユ漁など名張川とのかかわりの中で、古くは簗瀬と称され、また江戸時代には参宮街道の宿場として栄えました。この地の風土に由来した旧称を生かすとともに、宿場のにぎわいを再生し、人々が集う場となることを目指しまして、整備後の名称はやなせ宿と、本年6月2日に開催されました名張まちなか再生委員会の総会で決まりました。
 管理運営につきましては、NPO名張実行委員会とまちなか運営協議会が協力、連携して利用等の協議、検討を行い、指定管理者制度の導入も視野に入れながら、民の組織体に管理運営を担っていただきたいと考えております。

 旧細川邸やなせ宿のオープンは、2008年6月のことでした。

 ほんとは、都市環境部長さんの答弁にあるとおり、この年の年度内、すなわち2008年3月31日までに完成してなきゃならなかったんですけど、というか、ちゃんと完成はしたんですけど、こんなのつくっていったいなにすればいいの? ということがなかなか決まらなくて、仏つくって魂いれられず、オープンは二か月も遅れて2008年6月になってしまいました。

 名張まちなかブログ:やなせ宿オープンを祝福す(2008年6月7日)

 その一年前の2007年6月、名張市議会において、「視野に入れながら」とか、「考えております」とか、そげな悠長なこつばほざいてその場しのぎに走っとったとですよ名張市役所のあれなみなさんは。

 で、視野に入れたり考えたりした結果、「宿場のにぎわいを再生し、人々が集う場となる」ことができたのかどうか、というと、むろんそんなことまったくないんですけど、それはまあともかくとして、今回の不当要求による不正支出という不祥事に照らして考えれば、案内板の設置費が高くついた背景には、職員と業者の連携プレーがあったのではないか、もっといえば、業者のかさあげ要求を職員が呑む、といったことがあったのではないか、と私なんかは勘ぐってしまいますね。

 はたまた、旧細川邸やなせ宿の無駄に立派な公衆便所における二重投資の件につきましては、これはもう、背景に職員と業者との幸福な関係が存在していて、これすなわち、癒着結託万々歳、ということにほかならないと思われます。

 いまさらなにいってもしかたありませんけど、名張市ってとこはもうほんとにね、財政難にひいひいあえいでおるというのに、外部からはゆすりたかりにぼったくり、内部にはすきあらば目先の公金をちょろまかそうとする白蟻のごとき公務員、その公務員とつるんで私利私欲に走る市民、みたいな感じで官も民も骨の髄まで腐りきってるらしいな、とあらためてご認識いただければ幸甚です。

 それから、さっき引用した橋本マサ子先生のご発言、ついでですからつづきも引用しておきます。

公共事業の中にはその事業を進める上で当初の金額よりは膨れ上がってしまうというふうなことが多々あるわけなんです。なぜ膨れ上がるかというふうなことにつきましては、やはりそこに専門的にかかわれる職員が、十分対応できる職員が配置されてないというふうなこともあるのではないか、また専門的過ぎて専門家でないと任せられないという面もあろうかというふうに思いますけれども、もっともっとそういうふうな専門的なところにしっかりと職員がかかわれるような形にしていくならば無駄を生まなくて済むというふうなことにもなろうかというふうに思います。

 こんなことは、とても無理だと思います。

 「専門的にかかわれる職員」なんてのは、よその自治体ならいざ知らず、少なくともここ名張市のお役所におきましては、夢まぼろしのごとき存在です。

 早い話、名張市立図書館をみてごらんなさい。

 お経は読んでも乱歩は読まぬッ、腹が張っても屁はこかぬッ、でおなじみの初代館長さん、司書の資格はおもちやったけど、資料収集のことなんかなんにもご存じなかったぞ。

 というか、私は初代館長さんと乱歩について、あるいは乱歩関連資料の収集について、おはなししたことなんていちどもありませんでしたから、ほんとのとこはよくわかんないんですけど、そうとしか考えられないのよね。

 つまり、資料収集にかんして専門性を期待される立場のひとやったんやけど、そんなものを身につけようとはまったくなさらんかったみたいやし、しかもなお始末の悪いことに、そんなていたらくであってもなんの支障も生じないのがお役所というとこなんよね。

 乱歩関連資料を収集しまーす、とぶちあげておきながら、収集方針を考えることもなく、収集資料のリストつくんなきゃ、ということさえ思いつかず、要するに、そこらの高校の図書委員にもできることをまったくしようとしなかったというのに、それがなんの問題にもならなかったというんですから、驚くのを通り越してあきれ返ってしまいます。

 しかし、名張市というのはそんなこんなの土地なんですから、名張市立図書館に乱歩関連資料に「専門的にかかわれる職員が、十分対応できる職員が配置されてない」というのは、いってみれば当然のことであって、しかもどうしようもないことでもある、とお思いいただくしかありません。

 全国の乱歩ファンのみなさんは、深く深く絶望しながらお盆をお過ごしいただきたいと思います。
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