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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by 中 相作 - 2014.04.12,Sat

 しつこくも、三日つづけてのPRとなります。

 とりあえず、きょうで一段落、といたしますけど。

 本日は白抜きに挑戦。

海野十三先生没後65年◎江戸川乱歩先生生誕120年★特別記念大企画
海野十三忌2014★中相作講演会

「永遠の十三~海野十三と江戸川乱歩」

日時◎2014年5月17日(土)14時半開演(開場14時)

会場◎北島町立図書館・創世ホール 2階ハイビジョン・シアタ-
   771-0207徳島県板野郡北島町新喜来字南古田91
   (北島町役場となり)
   電話088・698・1100

入場料◎無料(申し込み不要)

講師◎中相作(なかしょうさく 江戸川乱歩研究家、名張人外境主宰者、
       名張市在住)

演題◎「永遠の十三~海野十三と江戸川乱歩」

主催●海野十三の会(小西  電話088・698・2946)

 会場はこちらとなっております。

 北島町HOMEPAGE:北島町立図書館・創世ホール


 海野十三の探偵小説観は乱歩のそれと噛み合わないもので、乱歩は「会合の席などでも海野君と議論したことがある」と回想しています。

 むろんそれはただそれだけの話で、ふたりの交友は親密につづけられましたが、乱歩が戦後、本格探偵小説至上主義を掲げて探偵小説界を唱導し、斯界に権勢をふるいはじめると、十三は真っ向からそれに異を唱えます。

 結核の進行をなすすべなく見守るだけの病床で、十三は乱歩に牙を剝きます。

 「剝」っていう字、文字化けしてませんか。

 文字化けするようだったら、「剥」でもいいんですけど。

 十三が乱歩に牙を剝いた一篇「探偵小説雑感」は、たぶん十三の全集にも収録されてないはずですけど、講演会当日にお配りする資料で、なんと全文をお読みいただけます。

 資料の表1と表4だけ、PDFファイルでごらんいただきましょうか。


 この資料に収録した、といったってほぼ抄録ばっかですけど、十三と乱歩の文章のタイトルだけ、以下に列記しておきましょう。
  • 浅草趣味
  • 探偵小説管見
  • 乱歩氏の懐し味
  • 本格探偵小説観
  • 探偵小説壇の新なる情熱
  • 日本の探偵小説
  • 日本探偵小説の多様性について
  • 深夜の東京散歩
  • グルーサムとセンジュアリティ
  • 探偵小説の方向
  • 探偵小説雑感
  • 弔辞
  • 海野君のこと
  • 深夜の海野十三
  • 探偵小説あれこれ
  • ペン皿とテレヴィ
  • 趣意書に添えて
  • 祝辞
 ここまで充実してクオリティの高い資料は、そんじょそこらの講演会ではとても手に入りません。

 あなたも5月17日、徳島の地でこの資料をゲットしてみませんか。

 しかも、先着五十名様には、乱歩ゆかりの名張市名物、二銭銅貨煎餅をプレゼントすることになっております。

 とはいえ、とても五十人ものかたには、集まっていただけぬであろうな。

 ちなみに、入場者数とはまったく無関係に、大宴会は華々しく開催することになっております。

 どうぞお気軽にご参加ください。
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