怪人二十面相、「隠街道市」に現れる縁とは

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　平成25・2013年11月24日　読売新聞社

怪人二十面相、「隠街道市」に現れる縁とは
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怪人二十面相、「隠街道市」に現れる縁とは

　三重県名張市の初瀬街道沿いの旧市街地一帯で３０日と１２月１日の午前９時半から、「隠なばり街道市」が開かれる。

　ご当地アイドルのお披露目や、同市出身の小説家江戸川乱歩（１８９４～１９６５）が生み出した怪人二十面相にちなんだ行事など、多彩な催しが行われる。

　名張地区まちづくり推進協議会の主催。旧市街地の魅力を発信しようと始まり、今年８回目。乱歩生誕地碑広場（名張市本町）では、午前１０時から、「乱歩蔵びらきの会」のメンバーが、乱歩の作品朗読や関連資料の展示を行う。また、市旧細川邸「やなせ宿」（同市新町）では、３０日正午から「怪人二十面相なりきりコンテスト」が行われる。

　市総合福祉センターふれあい（同市丸之内）では、伊賀の手作り作家展が開かれ、名張藤堂家邸跡（同）でも、名張史跡顕彰会による記念講演会が開かれる。

　このほか、１２月１日午前１０時から、一の鳥居イベント広場（同市中町）で、ご当地アイドル「縁夢寿美えんむすびガールズ」のお披露目とライブがあり、同ガールズの５人が、デビュー曲「恋する☆にんにん」を歌う。

　同協議会の辻本武久会長は「イベントに多くの人が来てもらうことで、まちのにぎわいを取り戻してくれれば」と話している。他の行事に関する問い合わせは、名張公民館内の同協議会（０５９５・６４・２６０５）、イベント当日の３０日と１２月１日は、臨時電話（０９０・８１８２・１７５２）へ。

（2013年11月24日23時58分 読売新聞）