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Posted by 中 相作 - 2013.10.20,Sun
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平成25・2013年10月16日 毎日新聞社
影絵劇:地元昔話「子だから地蔵」 歴史と文化を発信 おもてなしの心で 「はなびし庵」で20日上演──名張 /三重
行方一男
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平成25・2013年10月16日 毎日新聞社
影絵劇:地元昔話「子だから地蔵」 歴史と文化を発信 おもてなしの心で 「はなびし庵」で20日上演──名張 /三重
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影絵劇:地元昔話「子だから地蔵」 歴史と文化を発信 おもてなしの心で 「はなびし庵」で20日上演--名張 /三重
毎日新聞 2013年10月16日 地方版
名張市中町の「はなびし庵(すみた酒店)」が地元の昔話「子だから地蔵」を題材にした影絵劇を作り、20日午後1時半、同店で上演する。店先でコレクションなどを展示する「伊賀まちかど博物館」に認定されている同店は、築170年の町家座敷を開放し、9年前から歴史影絵などを制作。店主で館長の角田勝さん(70)と妻久子さん(64)が「劇団ふたり」と称して観光客らに上演し、名張の歴史と文化を発信する。【行方一男】
子だから地蔵は、子宝に恵まれない松倉重政(豊後守(ぶんごのかみ))夫婦の逸話を基に、身近な「村の夫婦」に置き換え、語り継がれる昔話。天正13(1585)年から名張に城を築き、治めた重政は、子どもが授かるよう、険しい山道を毎日登り、夫婦2体の地蔵に参拝。後に妻を気遣って、町のふもとに女の地蔵を移し、念願がかなって子どもが生まれたとされる。
棒で操る影絵は、今回が昔話を題材にした短編の5作品目で、今春、角田さん夫妻に3人目の孫ができたのをきっかけに制作。他に街や店の歴史をテーマにした「初瀬街道とおりゃんせ」などの長編8作品もある。角田さんは「おもてなしの心で、名張の歴史と文化をアピールしたい」と話している。
20日は他に、歴史影絵劇「乱歩誕生」の上演と、影絵を動かす体験もできる。定員35人程度。要予約。400円(茶菓子付き)。
問い合わせは同店(0595・63・0032)。
〔伊賀版〕
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