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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by 中 相作 - 2013.09.29,Sun

 おかげさまで、つつがなく開業できたようです。


 中日新聞 CHUNICHI Web:日本橋に県の営業拠点・三重テラス開業(2013年8月29日)
 YOMIURI ONLINE:首都圏でも三重感じて 三重テラス(2013年8月29日)

 三重県の担当者は「伊勢神宮の式年遷宮や、来年の熊野古道世界遺産登録10周年を前に、さらなる観光誘客や県産品の販路拡大につなげたい」と張り切っていらっしゃるそうですけど、こら、こらこら、こらこらこらこら、伊賀市の芭蕉生誕三百七十年や名張市の乱歩生誕百二十年もしっかりPRしたらんかいこら。

 つづきまして、岡山県の話題。

 きのうご紹介したウェブニュースは山陽新聞に掲載されたものだったんですけど、山陽新聞社の公式サイトで検索してみたら、今月だけで横溝正史関連ニュースがこんなにも。

 山陽新聞社:横溝正史、金田一耕助の論文募る 11月に倉敷で学会(2013年9月3日)
 山陽新聞社:[滴一滴](2013年9月7日)
 山陽新聞社:岡山で「横溝正史の世界」展 金田一誕生100年たどる(2013年9月12日)
 山陽新聞社:動画ニュース 横溝正史ゆかりの品々展示(2013年9月12日)
 山陽新聞社:動画ニュース 横溝正史ゆかりの品々展示(2013年9月13日)
 山陽新聞社:「金田一」が安全運転訴え 倉敷・真備でちらし配布(2013年9月25日)

 なんか、いろいろ、やってはりますな。

 論文募集、学会、展示会、といったところは、名張市ではとても無理ですけど、交通安全を訴える、といった程度のことならなんとかできるはずですから、関係者が怪人二十面相に扮して街頭に立ち、わはわはわはわは、交通安全だよ明智くん、わはわはわはわは、と高笑いをまじえて呼びかければいいのではないかしら。

 しかし、怪人二十面相ってのは、要するに泥棒ですからね、泥棒が、交通ルールを守りましょう、とか善良な一般市民に訴えてもなあ。

 それにしても、つらつら顧みるに、ここ名張市におきましては、去年9月に乱歩狂言とかいう思いつきの単発イベントが市民から見向きもされなかったところを大量動員で危うくカバーした以外、乱歩関連の催しはまったくなかったのではないかいな。

 しいていえば、今年の4月、名張ロータリークラブが乱歩の銅像を除幕したのにあわせて、名張ローターアクトクラブが怪人二十面相のパネルを展示する、という動きがあったくらいか。

 これですね。

 2013年3月30日:怪人二十面相的パネル展示
 2013年4月12日:フェルトアート展:乱歩とアートがコラボ 「二十面相」をフェルト画で──名張 /三重

 私も4月7日、乱歩像除幕式のあとでバネル展示の会場、すなわち、建築途中で放置された怪しげな神社の予定地みたいな乱歩生誕地碑広場に設営された黒テントに立ち寄ってみたんですけど、乱歩像の台座に刻まれた「江戸川乱歩」という文字を揮毫された書家の先生が、やはり除幕式からの流れでひと足早くご夫婦でおみえになっていた以外、入場者はだーれもいなくて、関係者のほうが数が多いありさまでした。

 その関係者によれば、展示してあるパネルの絵を描いてくれた高校生も来てくれない、とのことでした。

 そりゃそうじゃろう。

 あんなとこであんなことをしてみても、市民からは見向きもしてもらえないと思うぞ。

 まあ、そんなことしかできないんだから、わざわざ指摘してやるのは酷というものだけど。

 しかし、乱歩生誕百二十年の年、名張市にそれらしい話題が皆無ということになると、いまのところ、伊賀市の芭蕉生誕三百七十周年記念事業が「伊賀百筆」第二十四号用漫才の枕における第一候補、ということになるだろうなあ。

 伊賀市で来年、芭蕉ファンの心を鷲づかみにするイベントが展開されるのかどうか、というと、おそらく「生誕三六〇年芭蕉さんがゆく秘蔵のくに伊賀の蔵びらき」とおなじようなことになるのではないか、と予想されますので、やっぱ、どうぞ漫才にしてください、みたいなことになるじゃろうなあ。

 ですからまあ、せめて三重テラスで、三重県の魅力に心を鷲づかみされてくださいな。

 全国ニュースにもなってました。

 日テレNEWS24:福助、三重テラス披露目に「じぇじぇじぇ」(2013年9月28日)
 MANTANWEB:中村福助 : 流行語連発で「三重テラス」開業をアピール(2013年9月28日)
 Sponichi Annex:小椋久美子さん あでやか着物姿 福助「お似合いでドキドキ」(2013年9月29日)

 うーむ。

 三重県とどんなゆかりがおありなのかは知らねども、「じぇじぇじぇ」とか、「お・も・て・な・し」とか、歌舞伎俳優の中村福助さんとおっしゃるかたは、軽くあれなのかもしれんな。

 軽くあれといえば、おなじくオープニングセレモニーに出席なさった厚生労働大臣の田村憲久さんも、軽いという以上のあれだと伝えられとるのじゃが、大丈夫か三重県。

 てゆーか、どの記事をながめても、こら、こらこら、こらこらこらこら、われらが伊賀地域は完全にスルーされとるやないかこら。

 「ショップには伊勢うどん、お茶、地酒などの食品のほか、伊勢木綿などの伝統工芸品など特産品約1000商品を用意」とありますけど、地酒のなかには伊賀酒が、伝統工芸品のなかには伊賀組紐が、ちゃんと入っておるのじゃろうなこら。

 「レストランでは、伊勢えびやマグロ、松阪牛など同県の旬の食材をイタリアンスタイルで提供する」ともあるけど、おめーらこら伊賀牛はどうしたよ伊賀牛は。

 てゆーか、もしかしたら、震災がれき受け入れ騒動で下手を売った落とし前として三重テラスで冷遇される伊賀地域、みたいなことになっとるのかもしれんな。

 うーむ。

 だったら、それはそれで立派にネタになるわけじゃから、「三重県知事の復讐」みたいな小見出しで「伊賀百筆」第二十四号の漫才をはじめたろかしら。

 うーむ。
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