ウェブニュース：名張藤堂家邸跡で乱歩朗読会 28日から 三重

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　平成22・2010年11月25日　産経新聞社、産経デジタル

 

名張藤堂家邸跡で乱歩朗読会　28日から　三重

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名張藤堂家邸跡で乱歩朗読会　２８日から　三重

 

2010.11.25 01:31

 

　名張市生まれの小説家、江戸川乱歩（１８９４～１９６５年）の作品のうち「人間椅子」と「押絵と旅する男」を取り上げた朗読会が２８日午後４時から、同市丸之内の名張藤堂家邸跡で開かれる。同市教委の主催。

 

　「人間椅子」は、女性作家が椅子を専門に作る家具職人から届いた手紙で、職人の犯したミステリー調の罪悪に触れる様子などを描いている。「押絵と旅する男」は、美少女の押し絵細工を携えた老紳士と「私」が汽車に乗り合わせ、その押し絵細工をめぐる奇妙な話にスポットを当てたストーリー。

 

　朗読は江戸時代に一帯を治めた名張藤堂家の子孫で文学座所属の女優、藤堂陽子さんが担当する。同家邸跡は歴代当主が住まいした屋敷跡で現在は修復・整備され県指定史跡になっている。参加無料だが、入館料（一般２００円、高校生１００円、中学生以下無料）は必要。問い合わせは同市教委生涯学習室（（電）０５９５・６３・７８９２）へ。